やることばっかだったのに、実家でテレビをウダウダ見ていて、すっかり遅れてしまって、古川君に渡す資料も、歌詞の資料も出来ず、さんざんだった。七時から、BLで松子ちゃんのレッスン。パソのメールもチェックしてなくて、ヤバいじゃん・・。私は頭の切り替えに、よくミステリーを読んだ。そんなこともあって、午後のテレビで、ミステリーの再放送してて、それを見始めるとやめられなくなるんだ。
 クリスティーは、戯曲以外みんな読んだ気がする。個性的というところでは、チェスタトンという人がいて、それは気づく・・ということで、面白かったかな・・。やがて、日本に移ってきて、内田康夫の多分デビュー作だと思うけど、「死者の木霊」・・あれぇ〜ちがってたっけ・・・あれ、面白かった。高木あきみつ(字が難しい)の「破壊裁判」・・・。いかんいかん・・名前とか題名とか第一、字が書けん・・。まぁ、年をとるとこうなるって見本だわ。山村美沙がまだ、無名の頃、短編集が出てて、そのプロットが新鮮だった。
 あの人、株やってたんだ。
 ハード・ボイルドも好きだった。恋愛モンは苦手じゃ。めんどくさい。ハード・ボイルドの主人公は、犬より猫が似合う。フィリップ・マーローの出てくる映画のアタマは、飼い猫が、甘えてごはんをねだる・・。いつものがなかった・・と言って彼は、新しい猫カンを開ける。しかし、猫は「フン!」という感じで食べない。しかたなく彼は、マーケットへ、いつもの猫カンを買いに車で出かけて・・・・、事件に出会う・・・みたいだったな。チワワのクウちゃんは可愛いけど、そんなワガママ言いそうもないし、犬好きなら怒るよね。
 テレビのミステリーは原作を読んでたりするせいもあるけど、配役とかでもだいたい先が読める。それでも、見ちゃうのはどういうわけかしらんね。