雨だったけど、東名で、岡崎へ行った。Tプロという主にジャズのイベントを企画運営している、Tさんに会う。

 なかなかおしゃれな、イタリアンの店で、ランチ。

 冷たい、アボガドとエビのトマト・スパゲッティをいただく。フリー・ドリンクで、しかもサラダ・バーも込み。

 何の話・・かと言えば、「〜アジア」と「〜バトン」の件だ。

 葛城さんのことを思うと「〜バトン」のプロモーションになるんだけど、「〜アジア」ほど、展開がはっきりしていないんで、どうも、いかんな・・。

 「〜バトン」は、何かをバトンタッチして、イベントをやりつつ、ガソリンを補給して、アジア各地を回り、最終的には、北京、上海を目指したいんだ。

 民間交流と政治は切れないけど、「虎穴にいらずんば〜」だし、・・・いかん!諺わすれたけど、蟻の穴から、ダムも決壊・・・・んな、モンだったかねぇ・・・、ともいうじゃん。
 民間交流といえど、侮れんのだ。

 しかし、「何をバトンタッチしていこう・・・」問題はその「何を!」なんだ。

 もう、ず〜〜っと去年から考えている。先輩にお金を払って「企画書」みたいなのも、作ってもらったけど、そこが、決まらない。

 重いのは勘弁だな。  それは辛すぎるし・・・。

 かなり、色々な関係ない話もした。

 「Tプロといえば、ジャズなんで、ジャズは歌われないんですか?」とおっしゃる。

 私は、以前、「上田梨詠」という名前で、酒場・・・というか、ジャズもどきを歌って子育てもしてきたんで。

 ただ、ジャズがらみの人は、ほ〜〜〜〜んとに理屈っぽい。

 だから、私や、三天翔の「夢の二胡」の後半で、えらく直線的なピアノが入ってくるけど、あれを弾いてる、矢野尚ちゃんなんかも、ジャズとは言われない。

 いっつも、速さもリズムも似たりよったり。チンタラ4ビートが、もし、彼らのいうジャズなら、私たちは、タッチしたくもない。

 尚ちゃんも、弾き語りをする。ノッて来ると、英語の歌詞が日本語になってくる。全く、油断もスキもないのだ。

 その、彼女のテリトリー、彼女の色バリバリのピアノで、龍治君も歌う。

 あのピアノで、歌って自己主張出来る歌手は、多分そうはおらん。

 お互いにもつれて、影響しあいながら、二度と出来ないモノを織り成していく・・・ということなら、いつでも受けて立つ。

 単純にジャズといわれると、一体何をさしているのか、よくわからんのだ。

 ・ノリが違うんだよねぇ  ・フェイクの仕方が、やっぱジャズじゃないよねぇ 
 ・何聞いてんの?   ・エラとか聞いてる?  ・もっとコピーしてみれば・・

 みたいな、事をだいたい言われるんだわ。

 こじゃれた雰囲気で、こじゃれたファッションの歌手が、眠そうに、あるいは軽快っぽく歌う・・・

 我々は、めちゃ「アク」が、強いでぇ・・・・

 そんで、よけりゃ、いつでも、やりますわぁ・・・・・・・・・・・・・・・