ユニセフから、紙製の募金箱の申請用紙がきた。

 7/3に、名古屋市の中村文化小劇場でやる、葛城さんのコンサートの会場に設置予定の募金箱用だ。
 CDは7/27発売になったんで、当日売るわけにはいかないんだけど、曲の趣旨から言えば、こういう募金箱設置は、しごく自然なことなんで・・・。


これが、めんどくさいんだけど、「募金」という言葉を付加することによって、同類の商品より付加価値が上がり、売れる可能性があるんで、ユニセフの名前を出して、「寄付します」はやめろ・・・ということだった。

 「募金した」という実績は、それは、ユニセフとしては、問い合わせがあれば答えられる類の話なんだけど、これからの約束に関しては、保証出来ないから、やめろ・・というわけ。

 それで、昨日郵便局へ行って、今までネットから売れた枚数のうち約束してあった分を寄付しちゃえば、とりあえず、いいかな・・・って感じで、振込先を聞いた。

 そうしたら、振込み料の必要な方の番号は、郵便局では調べられなかった。「スマトラ沖地震」とか、限定モノの番号はあるんだけど。

 まだ、そんなに売れていないのでまとめて送金しないと、手数料がもったいない。

 実家でゴソゴソしていたら、おとっつぁん宛てに来た、ユニセフの封書があって、かってにあけてみると、振り替え用紙が入っていた。

 わすれるといけないから、書いとこ

 00100-7-578392 (財)日本ユニセフ協会  よしよし・・・。

 「ねこまうす」はNPOじゃないし、そうするつもりもないのだ。

 先日、詐欺罪で逮捕された変なNPOがあったけど、非営利団体・・という言葉はイメージがいい。
  しかし、普通の私たちが考える「非営利」というイメージと現実が同じであるかと言えば、疑問としか言いようがない。

 うちは、補助金もらってないし、自腹だ。その代わり自由だし、政治的なモノもない。

 どうせ、動かにゃいかんのだし、どっかでついでに誰かの役に立つことも出来るなら、いいじゃん!いっしょにやっちゃええば・・・ってことなんだけど。

 で、そん時に、あれやっちゃイカン、これはこうしなイカン・・・とか言われると、私はせっかちだし、めんどくさくなって嫌になっちゃう。

 以前、NPOがらみの人に、営利団体である「ねこまうす」は信用出来ない・・みたいな言われ方をしたことがある。

 雨後のタケノコみたいに増えたNPO。お役人だって、まだよくわかっていない。

 今はもう、現実的な条件になったかもしれないけど、「認定NPO」というのがある。条件に合えば、寄付をした側の寄付金控除が多くなる・・・よって寄付が受けやすくなる。

 ところが、この制度の初年度認定条件が、少し変だった。下手すると、ちゃんと活動しているNPOの方が、認定を受けにくくなる・・・という条件だったんだ。つまり、お役人にも、このNPOの仕組みとかよくわかっていなかった・・・っていうことなんだな。



 まじめに努力している団体も多いと思うけど、ヤバイ団体も絶対存在する。

 営利団体・・という言葉のアヤみたいなモノの観点から、非営利というイメージの良い看板を持っているというだけで、とやかく言われたくはないなぁ・・・


  ユニセフにしても、

 よくわからん団体に、名前を使われて、その団体に有利になっては困る。

 しかし、寄付はしてくれ・・・。まぁ、こういうことだわ。