午前中は、次女の学習発表会だった。

 途中から見たけど、小学一年生もある。

 段ボール箱に入れて捨てられた子のニュースを見てから見てしまうと、何だかやり切れない。

 子どもは、当然ほっといて育つワケではない。何ヶ月か腹に入れ、ヒーヒー言って産み、何だかかんだか頑張って、育てる。

 実の親から虐待されて死んでしまった子もいれば、両親のケンカの巻き添えで、窓から投げ捨てられて死んだ子もいる。

 しかし、なぁんの、さしたる理由もなく、単なる興味、単なる性的好奇心なんかで殺されたら、本人も親もたまったもんではない。

 次女は、来年から中学生だ。

 自転車通学になる。


 心配の種はつきない。



 次女の通う小学校には分校がある。家庭やその他子細のある子たちが寮で生活しながら勉強している。

 その子たちの発表もあった。

 うん!頑張ってる。差別がないわけじゃないと思う。でも、頑張ってほしいよ。





 午後、こういう話題とは、関係のない打ち合わせのあと、ひょんなことから、O市にある、施設のクリスマス会で、「ピアノがあるからボランティアで、何か楽しいことやってもらえない?」・・・というお願いをされてしまった。


 私に出来ることは、「曲を作る」ことしかないんで、

  小学生中心グループと中学生中心グループで作詞をしてみない?・・・とお願いしてみた。

 高校生と先生はまとめ役。    曲をつけるからさぁ・・・ということにした。

 まぁ・・・、2曲できることになるんだけど・・・



 簡単になら、カラオケも作れるし、自分達でも歌えばいい。


 じゃぁ・・・発表会しよう・・・




 デニーズでオバサン達の打ち合わせは3時間にもなった。

 家庭的には一般的解釈では・・・だけど、恵まれなくても、未知の可能性を持った子ども達なんだ。


 何か、思い出を作ってあげたいじゃんね。

 モノはいつかなくなるけど、心に残る思い出なら、忘れても思い出すことが出来る。


 ささやかな私からの応援歌だな・・・。