成長・・・子離れ

毎朝、次女を友人の家まで送っていく。

 そっから、3人くらいでおしゃべりしながら登校するのだ・・。

 友人の家は徒歩圏内・・。私の家からだと2.6キロ以上離れているんで自転車通学・・・。

 親としては、次女の病気が再発したのは「過度な体力消耗」からだと思う部分もあるんで、なるたけ「子供のつきあい」を邪魔しない感じで消耗し過ぎないようにしてるつもりだ・・。

 友人を見つけると、もう親なんて眼中にない。

 走って車から、立ち去る(汗)。


 子供・・っていうか・・・たとえ幼児であっても自立心はある・・・。



 長女が2才・・・ヨチヨチの頃なんだけど、緑地公園に、けっこう高い滑り台があった.


で、長女も登りたい・・・。


 しかし、大人から見ても高い滑り台だ・・・。


 仕方ないから、後ろからついていく・・。


 ところが、それが長女にとっては嫌なんだわね。後ろを振り返っては、私を蹴飛ばす仕草をする・・・。

 ただでさえ、ヨチヨチなんだから、片足上げれば危険は大いに増す・・・・。

 で、下から見守ることにする。


 もう、落ちたら、「何が何でも受け止めるぞ!体制」で、ウロウロ見守る・・・。


 生まれて体が分かれたら、もう別の人生が待っている・・。


 どんなに心配でも、たとえ親といえど最小限の関与しかできないわけね・・・と実感する・・。

 
 また、次女は保育園育ちなんだけど、長時間保育だから、年齢の違う子供たちと遊ぶ時間が長かった。

 一度、小さなバケツを持った次女が年上の子に「バケツをよこせ」ってことだろうね、殴られてる場面に遭遇した・・。

 小さな何の変哲もない赤いバケツだった。


 そんなにバケツがほしいのかと思い、すぐ、もっと大人から見て、マシ?なバケツを買い与える・・。

 しかし、あの保育園のバケツがほしいのであって、どんなにかっこいい?バケツでも、あれじゃなきゃ・・・駄目なのだな。



 取り合う・・、で、ぶんなぐられる・・・って、今のママは絶叫しそうだが、それは、この時期の子供にとって必要な体験なのだ。

 だから、先生も最低限の干渉しかしない・・。

 それは学習だからだ。



 つまり、自分の思い通りになんて世の中・・まず、ならん。

 子供にはそれを教える必要がある。


 その学習をさせず、子供のわけのわからんケンカに対しても、理由づけや、「悪いのはどっち?」みたいなシロクロをつけたがる。

 大人の理屈ではなく、どんくらいの力でぶんなぐると相手が泣いて、先生に叱られる・・とか、そういう力配分や、理屈では割り切れない交流を勉強してるんだから、多少のケガは問題ではなく、変なところで大人が加勢しては駄目なんだと思う・・。


 ま、そんなこんなで、親は親で勉強し、子供は子供で自立していく・・。

 昨日、弟のところの3女が制服姿を見せに来た。

 弟は180センチくらいあるし、ヨメもそれなりの大きさ?だ。

 私が初めて彼女を見たのは生後8ヶ月くらいだった・・。人見知りでビービー泣き、おチビだったが、・・・・でかい!

 彼女は大学には行かない道を自分で選んだ・・。

 よって、商業高校へ行く。


 この子達のためにも、平和で、いい環境を守りたいものだとつくづく思うよ・・。


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