ありがたいことに、昨日、「スーホの白い馬」のCDの注文があった。大阪の小学校だった。残念ながらこのCDはいっぱい残っている。内モンゴルの小学校を建る企画なんだけど、当初から関わって分かる人間がおらん。私は単なるボーカル・トレーナーのトラだったので、いきさつを飾り立てて説明されてお金を出してしまったんで、結局一人で背負い込んでしまった。リポー氏を売り出す一環だったにちがいない。CDのキャンペーンで、演奏を頼むと彼から5万円の請求が来る。一枚1000円なんで、50枚売って、彼のギャラが出る。そんなキャンペーンは意味がない。それで、彼とは、別の道を歩むことにした。リポー氏のギャラは跳ね上がり、当時の6倍になってるらしい。まぁ、彼にしてみると、キャンペーンの意味も分かっていないと思うしね、しかたない。一度誰かに入れ知恵されたみたいで、CDは5000枚作ったんで、そこから計算した寄付金額の50万をよこせ・・・とすごい調子で電話があった。CDは、会社である「ねこまうす」が会社の金で作ったんだから、寄付予定のお金も「ねこまうす」のものなんだし、渡す義理もない。どうも「ねこまうす」が、「スーホ・・」をネタに金儲けをしようとしている・・・と吹き込まれたんだと思う。ちょっと考えただけで、金儲けは無理だとわかりそうなもんだけど、制作費を出していない人には分からないのかもしれん。
 その時に、「いろんな人がいるんだ」と思った。今日は午後五時くらいから三者会談をする。リイナの件。リイナは彼女のボーカルの先生から去年の12月の頭くらいに、イラクで香田さんが殺される映像をレッスン中に見せられ、今でも、フラッシュバックの様にそれを思い出すらしい。しかもその先生は我々プロデュースに関わりあったメンバーに支払う名目でリイナ・ママから、お金を引き出している。ところが、こういう小さいことに関しての罰則はない。つまり、小さい悪事なら、本人が悪いと認めなければ罰せられないらしいんだな。でも、それでは、いかんのじゃない?・・・ということで、対策を話し合う。小額でも、いわれのないお金は、ママに返却して欲しいしね。まぁ、対策はあるんだろうけど、金がかかりすぎるんだろう。で、あきらめる。やっぱり変だ。でも今、私・・やることいっぱいあるんだけどな・・・。
  といってたら、Tくんからのメールでリイナは高校合格したんだと。まぁ、よかった・・・。彼の話だと、最近まで、中一の単語が書けなかったらしい。でも、北京語と日本語が話せるんだし、スペイン語が読めるだけの私よかマシだわね。
それに、頭が悪いわけじゃなくて、要領がわからなかったといったほうがいいかな。まぁ、いろんな人がいる。いい人もいるんだろうけど変な人もいるね。やっぱり、いい人を回りにいっぱい置きたいもんだ。「文化流通あそび倶楽部(仮名)」は宝にしたいな。