葛城ユキさんを長い間、支えてこられた上野さんのお宅に、民子ちゃんとお邪魔した。本当にいい方だった。4/2、4/3のこともあるし、6月発売のCDの件もあるし・・。民子ちゃんは午前中「きゃら☆ネット」をNPOにしない?と電話をくれたんで断った。 非営利団体・・という呼び名は、ある種まっとうな感じがするけど、現実はいろいろある。チャリティー・・という一言では、考え方がいろいろありすぎて、付き合いきれないし、足かせにもなる。
 それを、メリットのための必要悪という風に割り切れればいいんだけど、時間がもったいないのと、そういう類のストレスは私には金の心配よりやっかいとも言える。それに私がやりたいのは、チャリティーじゃないしね。
 たとえば、葛城さんのCDには、「ふるさとはアジア」の英語版のロックバージョンが入る予定じゃん?どのみち宣伝活動は、しにゃいかんのだ。そん時に例えば、「三天翔」版を、ネットから注文してもらえたら、15%をユニセフに寄付します・・・とか、お知らせ出来る。山名君も歌ってるし、ひょっとしたらオユンナが歌ってくれるかもしれん・。それの宣伝もしてあげられたらいいし・・・・。
 一つのことで三つくらい兼ねられたら、そんで・・・その中の一個くらい人の役に立つことがあるなら、やりゃいいじゃん・・・ということなんだ。
 チジュちゃんが、韓国語版を歌ってくれて、もし、どこかで日本と韓国と朝鮮と中国の人が集まるような場面で、同じ歌が歌えたら、少しは楽しくないか・・・で、その場限りでもいい・・・・仲良く出来たら、そんな小さな事を積み上げて行って、ひょっとして50年後に国ごと仲良くなれんかしら・・・・って思ってるんだ。
 これはチャリティーじゃないでしょ?これは、継続していかんと駄目だし、継続のため走るには、ガソリンがいる。。お金を稼ぎながら走るしかないんだ。稼がんといかんのだ。
 無名は、こういう時に辛い。

 それから、ベース・アイランドへ行って「ふるさとはアジア」の韓国語版のカラオケ作りの続き・。どうも上手くない・。。
 そうこうしていたら、マスクをしてボトムラインの蔵原社長現る!!花粉症だと!!
 先日のライブ録音の話から、今時の音楽の話になった・・。 意見が一致したのは、「日本語の発音がまともに聞き取れん」という事だった。多分、伝える必要がないか、内容がその程度の事でしかないんだろうな。
 また、日本語をカッコ悪いと思ってるから、日本語で歌ってるって思われたくないのかもしれんね。
 私、「ふるさとはアジア」も「ママの唄」も、わかってほしいから、一生懸命発音している。歌詞カード見て聞いててもらえる訳じゃないし、売れてないから二度と聞いてもらえんかもしれん。だから、歌詞はハッキリ歌うようにしてるんだ。
 私はR&B、好きだったよ。でもあれは黒人さんのモノなのだ。日本人が出来るのはR&B風だわさ。じゃ、日本人って、農耕民族だし、リズム感悪いし駄目民族かっていうと、そんなことないじゃん。アメリカはメイ・フラワー号から始まったけど、日本には日本の独自の文化があるよ。
 天理から南へ下ると明日香村がある。古墳がいっぱいだけど、その中に高松塚古墳が開放されてる。あんなのを見ちゃうと、日本はもっと自分ちの文化を誇って言いと思うし、東アジアはルーツは一緒だという気持ちが湧いてくる。
 せっかくの日本語を何で、英語っぽくしちゃうんだろうね。まぁ、人それぞれだけどさ・・・・。
 こういう事を一生懸命話すじゃん・・。でも広告代理店的には「何がしたいかわからん」って言われる。ちゃんと日本語で話してるけどね。