今日は子ども会の発会式だったりする。いよいよ下の娘も小学6年生だ。長女の時の6年の記憶はあるが、その間の記憶は、だるま落とし、したみたいに欠落してる。

 明日から、4/17に向けて本格練習をする。全員揃う日は一日もないけど、しかたありませ〜〜ん。三天翔のテーマともいうべき曲を今回作った。私の曲ではないんだ。ウイグルの人だと思うけど、「狼郎」みたいな字を書く人?グループ?の曲。タイトルがわかんないから調べないと・・。それに歌詞をのっけた。
 それこそ、5日の楽屋で何とか最後まで、言葉がのっかりました。そばにいた人たちは、モニターから、坂本冬美の演歌が流れているんだから「よく、こんがらかりませんね・・」と言ってくれる。でも、全く描いている世界が違うんで、こんがらかりようがない。

 「ねこまうす」の近くに、チベットの伽藍が出来た。小ぶりだけど立派。倶利伽羅寺といったと思う。私の母方の親戚は曹洞宗のお寺が多い。だから、小さい頃から、諸行無常という感覚には慣れ親しんで?いた。
 母方の祖母は多少暗くなっていようと平気でお墓の草取りなんかに行ってた。それで「お墓はにぎやかだよ〜〜」とか言う。
 父方の祖母は、そういうことからは無縁の人だったけど、末娘を10歳で亡くしている。そのときの悲しみをよく語ってくれたけど、親になってまたひとしお、その感情が理解できる様になった。また祖父は日露戦争の話なんかを晩酌ついでにしてくれた。これも、冷静に振り返ると、怖い話がいっぱい。
 多分、私の世代は学校の勉強ではなく、身内から生きた体験談を聞いている(しかも感性がめちゃ豊かな年頃に)最後の世代かもしれないね。戦前戦中戦後の大変な時代を生で聞いている世代は、それをきっちり伝えなきゃいかんと思うんだ。しかし、そのまま語ったところで、理解される訳はない。
 
 太古の昔、確か、大陸って一つだったような・・・。そこから、アフリカとかアメリカとか分かれていったんじゃなかったっけ?また、日本もユーラシア大陸とくっついていた頃があった。
 そう考えてくると、「ユーラシア」は日本という混血民族のふるさとなんだと思う。シルク・ロードの自然は、川や湖の位置や形は変わっているけど、厳しいがゆえに、安易な文明は入り込めなかった。日本から考えると別世界だよね。モンゴルの草原を旅して、うつ病が緩和されたという話も聞く。
 いったい文明の発達という影で、何をなくしてきたのか、きっちり考えないと、やばいな。地震はともかく、異常気象は警鐘だと思うもん。

 しかし、こういう事を話すと怒る客もいるんだ。「たかが、歌手ふぜいが、えらそうに・・」ってさ。