PTAの日。総会ってやつ。次女は風邪で学校を休んでいたんで、行きたくはなかったんだ。でも、まぁ、今年は子ども会の地区委員でPTAの地域なんとか部になったんで、行った。

 なんだかな・・、時間の無駄使いって感じだな。ほかにやり方ってないのかしらね。すでに家庭の形がちがう。奥さん,家におらん・・。

 発見したのは、次女は6年だけど、一週間、一日を除いて、5時間なんだ。私たちの頃は、ほとんど6時間で、同じ45分授業で・・。でも、終わると14時45分だった。クラブもあったけど、下校時間が16時半で、それまで、学校で、遊んでたな。
 六時間の日は15時15分終わり。
 何が、いいたいかというと、週休2日制で、私たちがしてきた勉強時間よか、少ない。

 何やってんだ!!!ってことだ。

 πの3.14は計算が難しいから、3にしようとかいう、アホな話が、以前あったけど、あれと同じ種類の話だな。
 小学生の差が中学で広がり、高校で致命的に広がり、その広がったどうしようもない知識が大学へ行く。
 なんだか、変だ。
 学校の勉強が難しすぎる?そりゃ、勉強せんからだろう?

 最近亡くなった監督の「バトル・ロワイヤルは、命の大切さを教えるために、敢えてこういう映画を作った」とかいうコメントを聞いたけど、それは、そういう下地がある人には、効果があるかもしれん。しかし、「何で、人を殺したらいかんの?」っていうやつらには、逆効果かもしれん。
 そういう人種を作ったのは、PTAに迎合したか、国の方針だかは、知らんけど、明らかに学校教育が一端を担ってるよ。
 叱れない先生。威嚇する言葉は使えんのだ。家では、おとなしいかもしれないガキどもは、集団になると、とんでもない事を平気でする。
 おかしな先生もいるけど、先生のメンタル・クリニック通いの一端は、叱れないから、図に乗る、ガキと、それを容認するPTA(T抜かして、PAかな)じゃないんだろうか。

 龍ちゃんが、先日、電動のケッタで45分かけて万博へ行ったらしい。途中、中坊が3人くらいいて、危なかったから、「危ない!」って注意した。そうしたら、「うるせ!ジジィ」と言われたらしい。ムっとしたけど、中坊3人はナイフでも持ってたらヤバイから、言い返さなかったし、何より本人は「ジジィ」といわれたことがショックだったみたい(笑)。
 しかし、一般的に、ナイフでも、持ってて、刺されるかも・・・は当たり前の感覚になりつつあるよね。ゲームばっかしてるし、どうも、栄養素も不足してるし。

 また、「まのあけみ」(HPあり)さんとこは、男の子3人。以前「殺されないように、殺さないように」って笑っていたけど、子育ては命がけだったりするんだ。

 しかし、「子どもを叱ったことがない」と自慢げに言うパパがいた。「それって関心ない」ってことじゃないか?
 事の善悪は9歳までに叩き込め・・・という。色気づく年になってから説教してもアカンのだ。


 この形骸化したPTAと、現場を知らない国の政策が、今の日本の、知識のない(痴識は大人以上にあるんだ)学生を作っている悪の枢軸だな。
 もち、大多数は熱心な先生だ。それを認めた上でのいちゃもんもんで、当然、自分のことは棚に上げている。