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さっき、子猫が車に轢かれて・・というかはねられて・・・七転八倒しているのを目撃してしまった。狭い道路で、ラッシュ時で、簡単には止まれない(車通勤)。しかし、たぶん、助からない・・・そんな感じだった。・・・・クソっ! これは言い訳だなぁ。助けようと思ったら助けられたとは思う!!!!!!!
医者へ連れて行ったら「助かったかな・・・?」とどこかで、思うもんだから、めちゃんこ気分が悪い。
ここ10日くらい、「ねこまうす」の事務所にしている実家の庭に白い子猫が出没している。大学君にそのことを話すと。「捕獲したら、飼いたいです」・・と言う。
去年まで、彼がオーナーだった「セラミック・スタジオ」には、たくさん猫がいた。今も彼が家族のために借りたマンションは、ペットOKらしく何匹かいるみたいだし、先日、誰やらが拾ってきた子猫も、彼が引き取った。
それで、そのことを母に言うと、「いいの!あの子はうちの庭にいるの!」と言う。
どうも、その白い子猫に昔いた「もも」ちゃんが重なっているらしい。
その当時、母はジィちゃんの看病をしていた。半身不随だけど、左手は動く。男の人は「おしっこ」のとき、ナニをつまんでする・・・その感覚が残っているらしく、おむつをしていても、つまんで外でしてしまう。
そうすると、お布団やらなにやら大変なことになる。そこで、まるで、忍者のような形で、ファスナーを下げないと着脱不可なパジャマ?を縫って、それを着せていた。
また、昼も夜もないんで、枕元で仮眠・・・みたいな日々だった。在宅介護って戦争みたいなモンだわ。
それを癒してくれたのが、私が拾ってきた真っ白の子猫の「もも」ちゃんだったんだ。
知人が尋ねてくる。帰ろうとすると、なんだか荷物が重い・・・。あれ?って感じで中を見ると「もも」ちゃんが入っている
猫ぎらいの知人も笑うしかない・・・みたいなことが、日常に起こる。そういった些細なことが、青息吐息の母の日々には、とても大事なことだったんだろう。
しかし「もも」ちゃんは、不幸にも、野犬に襲われたらしく、血のついたわずかな白い体毛を残しただけで、行方不明になった。
当時、家は斜面の一番てっぺんで、もう、その上は、もろ山だった。ところが、いろいろなイヌをみんな捨てていく。
針金で木につながれたイヌも発見された。首は傷つくし、ご飯も探せない。全くひどい事をするよ。
イヌは群れる。雑種とは到底思えないイヌもけっこういた。要は人間が悪いんだ。
やがて、彼らは毒エサで一掃される。
「もも」ちゃんも帰ってこない。
庭の子猫を見つける前日、母は「もも」ちゃんのことを思い出していたらしい。そうしたら、同じ様な、白い子猫!
それは、つかまらないけど、ひょっとしたら、「もも」ちゃんの生まれ変わりかもしれない大事な子猫だ。
母はセッセとご飯をあげている。去年はトラちゃん。 この子も本当に可愛い子猫だった。今も仕草はとても可愛いし、うちの子になった。
オスかメスか不明だけど、あまりに可愛いんで「プリ」ちゃんと呼ぶことにする。
時々、狸も車に轢かれてるし(このタヌちゃんの遺体には、傘がさしかけてありました)、先日、大学君はアライグマの轢死体を道路から、歩道に移動させたらしい。
当然人間だって轢かれる。
しかし、だから仕方ない・・と言ったらかわいそうだ。気をつけないといけないね。