午前3時は記憶があるんで、案の定、そう眠れない状態で、TAKAKOさんちへ向かう。

 ナップザックがCDでパンパン。

 中国のパビリオンにも、迷ったけど、うちのCDを、お土産にかこつけて持っていくことにしたから。

 そんなん、どんな風に扱われるかを想像すると、憂鬱ではあるけど、ひょっとして一人でも、共感してくれる人がいたら、それこそが、万博の意図だと思うし。

 五時半頃に北ゲートに着いたんだけど、スゲェ〜〜・・・人!人だらけ。

 サンドイッチに水筒に、漢字ナンクロにイスまで持参したから、怖くはないだけど。


 八時半前に開場してくれた。


 しかしだ!荷物チェックなんかもあるし、そう簡単には入れない。


 上空はヘリがウルサイ。きっとレポートしてんだよね。


 目的があるし、私は前売りではあるけど一日だけの券。TAKAKOさんたちはパスポートなんで、途中から別になる。


 真っ先に韓国へ。


 開場が早くたって、パビリオンは9時からだし、並ぶ。


 
 で、チマチョゴリのオネエさんに、「日本に住んでる韓国の女の子が韓国語で歌っている日本の歌です。お土産に持って帰って、お国で聞いてください」・・・にっこり笑って、くれたんで、バサっと渡す。


 言葉もなんとか、通じたみたい・・・と、思う・・・・



 お隣が、中国のパビリオン。韓国より、人が多いくらいだ。



 とりあえず、また並ぶ。


 入り口に上海の文字。


 で、ピンクのスーツのカウンターにいた、女の子に韓国の子と似たような説明をする。

 すると、「終りました・・」という返事。

 え〜〜?!


 「お土産、渡したいんだってば・・」。


 しかたない。「今日は万博最後だから、ありがとうのお土産です」と繰り返してCDを出す。


 彼女はにっこり笑ってくれたけど、隣にいた、オニイサンが、なんだか警戒してるみたいだった。


 そう思って、透明なビニールに入れ、浮世絵のカードも入れて、「Thank you Expo」のシールを貼っておいたんだけど・・・。


 まぁ、いいさ。・・・やった方がいいと思ったからしたんだし。


 カザフスタンタジキスタン、イラン、ブータン、アマゾン・アンデス合同館、etc


 オーストラリアあたりで、TAKAKOさん達と別れて、帰途へ。


 あ〜〜〜〜つっかれたぁ。




 バイバイ・・・・、まさに何年か越しの万博。


 さぁ、これで、この地方も、不景気になるんじゃないのかしら。


 100億の儲けは、私たち地元が、自腹を切った成果も入ってるんだ。

 どんな風に処理するのか、お手並み拝見。