昨日のコンベンションの中で、やっぱ一番トピックスだったのは、植林に関してだ。

 ポローニャという・・・桐の木なんだけど、あったかいカリフォルニアなんかだと、4年でかなりな直径に育つ。

 日本でも、娘が生まれると、庭に植えた・・・という「あれ」だ。



 この子は・・・育つ過程で、すごく二酸化炭素を消費するらしいのだ。


 大きくなると、かえって二酸化炭素を出すことになるらしい(これは、不思議で・・・。じゃぁ、光合成以外、どうやって養分を取るのか・・・って思うよね。成長が早いからこうなるらしいんだけど・・・)から、切る。

 切って、商品化。

 すると、また切ったところから芽を出す。

 根は真っ直ぐ地下に伸びていくので、ほかの植物が近くにあっても、その成長を脅かすことがないとのことだ。


 発展途上国が森林を伐採していると、後ろ指さされているけど、もし、それが確実に商品化への道筋ができたら、そういう国々にとっても、とても朗報にちがいない。


 データによると、中国、インド、アメリカ・・・・このあたりの二酸化炭素排出量が多いみたい。

 人口多いしね。


 日本も京都議定書が発効していても、排出量は増えてる・・・ということだ。



 Mさんが3000本、モンゴルに松を植えて来た・・・とおっしゃってたけど、何本育つかな・・・という感じだ。


 内モンゴルあたりの砂漠化は進行していて、植林・・・というレベルでは追いついていない・・・という話を聞いたことがある。

 温暖化については、その片鱗をみんな感じているはずだ。


 万博にやってきた「マンモス」が見つかったのもそういうことだし、よく言われているように、海面が1メートル上昇したら、南太平洋の島々は水没してしまう(と、万博のコーナーで訴えていた)。

 海の酸性化も南極近くがひどい。


 これは、夢の話ではないわけだから、真剣に考える時期なのはまちがいない。

 むしろ遅いと言っていいかも。


 アメリカがハリケーンにやられてしまった・・・って、被害者の皆さんには、申し訳ないけど、神様からの警告みたいな気すらしちゃう。

 ポローニャを植えても、4〜5年で切って商品化しないと・・・っていうなら、そりゃ、二酸化炭素を減量した分をお金に換算して、売れる・・・ということだけど、材木の利用法・・・も必要だよね。

 日本の桐箪笥が安くなっていいって?!


 うん・・・でも、そのレベルの話ではすまんでしょ。年輪の少ない木材って、弱くないんだろうか・・・・・・





 「生命のバトン」の歌詞を、少し変えようと思う。


 あれを作ったときは、環境も問題だと思っていたけど、テロに頭に来ていた。


 イスラムでは、どういう教えになってるか知らないけど、「権力をこの世で握ったって、それって、いったい何年くらいの話?その程度の話で何でもめるんだ・・」と思っていたんで、ああいう歌詞になった。


 しかし、地球規模で考えたら、温暖化は、今、生きとし生けるもの全ての死活問題なわけだから・・・。


 そういう部分を念頭に入れて、大サビみたいな部分だけ、変えようと思う。