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朝から、スパ銭。
今夜はライブだから、精神統一の前段階だわね。
足裏マッサージとか、乗馬みたいなのにも乗って、リラックスリラックス。
途中、音楽と関係ない諸々がひかえているんで、早めに頭を切り替える。
一応、倉庫で、PA機材を下ろして、シールドなんかのチェックをして、もう一度、積み込む。
S-80は、やっぱり横には入らない。
スタートを早くしたんだけど、なんだかんだとギリギリに香夢(カーム)に到着。
香夢は普通営業をしてるんで、そう早くから、セッティングは無理なんでね・・・。
機材を下ろし、組み立てて、音が出るようにする。
2種類のマイクが、同じ様に音が出てこない。シュアの方は、ボリューウム目いっぱいでも、音が小さい。
で、他を下げて、シュアのボリュームとメイン・ボリュームをいっぱい上げる。
そんなんしてるうちに、、お客さんがポツポツ・・・。
大急ぎで、一応着替える。
鏡ナシ!
ペンシルでアイラインと、赤い口紅。 細工を労してもメガネだしね・・・。
頭が労働者から、ミュージシャンに切り替わらないまま、見切り発車。
よって、しゃべりが多くなる。
リイナはめっちゃ短いフリフリスカート。でも、下にちゃんと短パンみたいなニットのがくっついてた。
彼女はちょっと背が伸びたみたいだった・・。私が縮んだのかもしれんね。
ミーファも、アオザイ着てるし、今風じゃない中国の娘みたいだわ。
ここのお客さんたちは、自分たちからも進んで「楽しみたい」という意思を持ったお客さんがほとんどだった気がする。
名古屋では貴重だ。
三天翔のCDも買っていただく。
実は、このCD、ヘビメタ専門のディスクヘブン(本店・・御器所近く)さんでも、扱ってもらっている。
奥様(って感じじゃないけどさ)が友人なのだ。
今日、久しぶりに来てくれたんで、顔みた。
この子も、年とらん子なんだわね(いいことじゃ)。
近い人は是非問い合わせてくださいませ。 経済活動経済活動・・・っと!
藤が丘の我楽多文庫の西隣・・・、名前忘れたけど、富山の料理が売りの居酒屋さんで、二次会。
ahOkさんご夫妻に声をかけそびれてしまって、気づいたら、帰ってしまわれた後だった。
残念。
ここは・・・TAKAKOさんの行きつけか、家navikoさんの行きつけか・・・だろうなぁ・・・
スギナの入った蕎麦・・とか、「ウド」だか「フキ」だかの天ぷらを塩コショウで食べたのは美味しかった。
「スギナはリュウマチがらみにいい」と、リイナの責任者?のEさんが言う。
彼女は「パチンコ台の冬ソナ」の話も詳しい。
三重から父娘できてくれたO氏と、ミーファの家は近いことが判ったので、O氏の車で送っていただくことになった。
「甘露」という芋焼酎が、「うまい」とお酒グループは盛り上がっておりました。
今日はTAKAKOさんの仕切りだったから、疲れこまないといいけどね。
私は、お開き後、吹上げの「エルム」へ。http://www.chanson-japonaise.com/elm/
そこはシャンソニエなんだけど、そこで勉強している若い子達が、コンサートをするそうで、スタンダードなシャンソンのリズムを変えて演奏するらしい。
そうすると、エルムがらみでは、私みたいなアバウトな奴はいないらしく、簡単に録音したいんで、歌い方を変えて歌ってみてくれんか・・・ってことだった。
「アイドルを探せ」とか「涙のシャンソン人形」とか、「サントワ・マミー」、「マイ・ウエイ」、「恋は水色」とかだった。(さすがに午前0時をまわってるんで、声が出ん)
終わって、エッフェル塔の下で行われたライブ(40万人規模だから、1kmにわたって、でっかいスピーカーが時間差をカバーするように計算して並べられたとか)や、アズナブールの80歳の誕生日のコンサートのビデオとか見せてもらう。
若い子にはわからんと思うけど、歌の世界の「味」ってやつは、「声量」でも、「派手なステージング」でもない。
もっと、心の深いところにあるんだと実感した。
たとえば、悲しすぎるときって、「泣けない」・・・って感じに似てるかな。
80歳のアズナブールの横で、彼を見つめながら76歳のけっこう有名なんだけど、名前忘れた女性歌手が「帰り来ぬ青春」を歌うんだ(日本のジジババ想像したら、だめ。二人とも姿勢はいいし、とても、そんな年に見えんのだ)。
何十年かが集約されてる、その淡々とした歌は、奥が深い。
知名度や企画で音楽売ってるのとは違う。
真似は出来んし、そういうことが理解できること自体、年季がいる。
日本では、ちょっと無理かもしれないなぁ・・・・。
とりあえず・・帰り着いて、よかったわぁ・・・・(汗)。
皆様、ありがとうございました。