朝から、車の掃除をする。


 次女からは、熱は「7度4分だよ・・」とメールが来た。


 昨日の採血の検査では、一昨日より、点滴の成果があったのか、原因とか、どこに何が・・・とかはわからないんだけど、数値は下がったらしかった。


 車とお別れなので、荷物をとりあえず車から下ろして、次女の部屋に避難させた。



 連休前後に「ノート」は来るらしい。


 それまでは代車。


 動いてくれれば、マニュアルだっていいんだ。



 コンビニで「おいなり」さんを買って、次女の病室に行くと、ちょうど次女は食事を始めるところだった。


 「味が薄い・・」と言うんで、「おいなりさん、食べる?」と出してみる。



 この「おいなり」さんは、長女は「油揚げ」をのけて、味のしみたご飯だけ食べるヤツで、次女は逆に、「油揚げ」だけ食べる。



 そのうちに、旦那がやってきて、狭いし、親が二人ウロウロしてても傍迷惑だろうから、私は先に出る。


 帰宅して、車の掃除の続きをやる。



 旦那にとりあえず、車が変わることを朝、報告すると、「21万キロォ?!!そんなん廃車だぁ!」とドライに言う。

 そりゃぁ、あんたは、新しい車を買ってくれるわけでもないし、また、私がどんな状況で、まさにこの車の中で、子育てして来たか、知りたくもないだろうけど、子猫も2匹、この車で一緒に育てたのだ。

 おむつもミルクもぜ〜〜んぶ積み込んで、長女のランドセルも突っ込んで、朝は保育園経由で「オラオラ!!」みたいな暴走で、職場へ。

 帰りも保育園の時間があるんで、また「オラオラ!」って暴走して迎えに行き、帰ると腹を空かせた子供達に、また「オラオラ!」と超特急でご飯を作る。

 旦那はいただけで、まるっと「母子家庭」だった。

 
 旦那の話では、このバタバタで、しかも猫もいる家が嫌だったらしく、土日も仕事と偽って、競馬場に行っていたらしい。

 旦那としては、次女が生まれてから「育児休暇を取れ」と言ったのに・・・と、いう思いがあるみたいだけど、・・・・当時は、給料「0」でも、社会保険料は支払わないといけなかった。

 旦那がいくら稼いでいるか知らなくて、この社会保険料をどうやって支払うか考えた挙句に、産後9週間で復帰したのだ。

 この復帰が、妹が出来て少々不安定な長女を巻き込んで、あの子を神経質にした部分もあり、・・・良くなかったとは思うけど、それは結果論で・・・、その時は必死だったのだ・・。



 私にとっては、旦那が仕事なら仕方ないし、それに元々・・旦那の諸々をチェックする気も時間もなかったから、後で、この話を得意そうに話す旦那を見た時は、ムカっとはしたけど、旦那がいたとしても私の手間が減るわけでもなかっただろうから、コイツはそういうヤツなんだ・・とすぐに忘れた。


 それは気楽でもあったんだけど、ある日、自分がこの家庭からはみ出ているのに気づいた旦那が口を出すようになってから、バランスがくずれておかしくなった。

 こういう事を夫婦は積み重ねるわけで、どっかのボタンの掛け違えを引きずって行けば、敵同士になっても仕方ない。


 やっぱ、ほんっとに!!旦那は元気で留守がいい。

 

 



 21万5千キロ・・・。


 12年!!!


 感謝しきれない。


 エアコン壊れた、このマーチくんで、次女と舞浜のホテルのイベントに行き、ディズニー・ランドにも行った。

 お盆前で、午前8時で、もう暑かった。でも、子供っていいとこあるよね・・。

 それでも、ママと一緒に車に乗っていたんだ。


 サファリ・パークにも行った。黒部ダム、松本、スペイン村。高山のリスの森(?)、乗鞍・・・伊勢神宮・・・もう、本当に色々行ったのだ。

 左手首を骨折しても、乗っていた。

 もっと、きれいに乗ってあげればよかったけど・・・



 ありがと・・・・んで、ごめんね・・・合掌・・・・