もうちょっとでゴールデン・ウイークだ!・・・まぁ、関係ありませんです・・


 ここのところ、代車のステージァの中で、FMとか聴いている。ちょっと物珍しい・・・って感じなのだ。


 FMは、いつの頃からか、バイリンガルの世界になって、活舌が良すぎるのか、舌が長いの?と言いたくなる「ナビゲーター」の日本語は、聞いてるとイライラしちゃってた。

 年代によっては、「カッコいい」と感じるのかもしれんけど。

 それで一時期、当時出来たばかりの某FMの、あやしい日本語の外人さんの無礼な電話インタビューに耐え切れず、東海ラジオの蟹江篤子さんの「ビタミン・ラジオ」を聞いていた。


 「先生、あのね」・・・という、彼女の朗読が良かったのだ。


 「先生、あのね」は、確か、阪神大震災当時、どっかの施設だか保育園だかの園長をしておられた・・・あ〜〜・・・名前が出て来ん・・・の著書で、何冊か、出ていると思った。

 著者が先生だった頃に、受け持った一年生の子供たちとの交換日記だ。

 関西なまりの文章で、子供たちのだから、かわいい!!!(名古屋弁でもいいと思うけど)


 でも、・・・最初の頃の内容はかなり重い。


 こういうことを書いてる子供がいたら、抱きしめてやりたくなる内容だ。


 また、子供の頃は、個性はあっても、・・・皆感受性は豊かで傷つきやすい・・・こういう表現が適切かはわからんのだけど・・「まっとう」・・なのに、なぁんで、変わっていくわけ?!・・・・みたいな疑問も出る。






 私としては、FMは「うざい」存在だったんだけど、少しはまともな日本語になっていたんで(たまたまかもしれんが・・)聴いてしまっっている。



 懐かしいのがかかったりするしね。


 で、思う・・・!


 叱られるかもしれんけど、もう、ポップな世界の音楽は80年代で終わっている気がする・・・。


 つまり、どこへ行ったらいいのか、行くとこまで行っちゃった・・・って感じ。


 洋楽的に言うと・・・人が歌える音域は1オクターブと6度くらい・・・。

 (もち、2オクターブの曲もあるし、フェイクして、とてつもなく音域広くしてる歌手もいるけど、そういうのは、本筋から言えばオプションみたいなモンだと思う)


 その範囲内で、もうネタがない・・・ってことだね。


 で、クラシックに行ったり、民俗音楽に行ったりしてる。



 もう、なが〜〜く生きてきたシーラカンスの私としては、何を聞いても、新鮮には聞こえない。

 で、聴きたくなくなっちゃうのだ。


 ジャズのアドリブでさえ、なかなか新鮮には聞こえないのだな・・・。


 もう、末期症状かしらねぇ・・(汗)


 もっと、面白いの(私にとってだよ!)はないの?!!みたいな感じで探してるのが、今の状態。


 スタンダード・・と言われてる楽曲の中に「ボーン・トゥー・ビー・ブルー」という曲がある。

 内容は、こんな大げさなもんでなくって、振られちゃって・・・ボーン・トゥー・ビー・ブルーなんだけど・・・


 理論上は、トニックからは、どのコードへでも行ける・・・。


 しかし、なかなか「どこへでも・・」っていっても、形に出来て、歌のある曲での「どこへでも・・」は少ない。

 しかし、これは数少ない・・・「どこへでも・・」のお手本じゃないかしらん。

 初めて聴いた時・・・ちょっと感動した。


 そういうのは、もう、ここんとこ、ないなぁ・・・。


 「ジュピター」くらいかな・・・。


 で、今は「シンプル」に帰って来ている・・・。DNAに呼ばれてる・・・って感じで、アジア的な音と洋楽的な音をミックスさせることに時間を費やしてるのだな。


 

 FMは、ちょっと回帰モードの別チャンネルってとこかな・・・


 AMのパーソナリティー名古屋弁ばっかだから、・・・・FMが変な日本語でも仕方ないか・・