昨日の血液検査では、次女の炎症反応は、退院時とまったく同じだった。

 よって、ミノマイシンは中止・・・。

 来週もまた、血液検査をすることになる。


 で、一旦帰宅して制服を着替えさせて、コンサートに一緒に行くことにする。


 で、驚いたのは、給食後(自宅のある”市”は、保育園から中学まで一貫して給食があるのだ)、すぐ連れ出したのに、まだ何か食べられる状態・・・だということだ。

 そういえば、「揚げパン」をジャンケンで取り合う・・・とか、余った牛乳をジャンケンで取り合う・・・とか聞くんだけど・・・、つまり、給食は、そういう腹八分目の量みたいだ。

 だから、デッカイ男の子は足りない・・・。


 そんなだから、軽く食べさせて出かけた。



 
 一部は、バークリー側のトリオだった。


 お客さんも、そこそこ入ってはいるけど、まだまだ演奏者も小手調べって感じで、私も一曲目は「星に願いを」だったから、・・・そんなもん、譜面見るなぁ・・・と思って聞いていた(やな奴)。


 次女は2曲目のノクターン(映画”愛情物語”のテーマになってる)で、「知ってる」・・・と言って、ちょっと身が入って聴く態勢になった。


 そのうちに、S大学の学生の一部が合流して、・・・それからゲストのトランペットの渡辺(え〜〜っとツトムだったっけ?名前忘れちゃったけど、知ってる人で、フルバンドのメンバーとして知っていたんで、ソロは初めて聴いた)氏が加わって、一曲有名なブルース(名前が出てこん・・・有名すぎる曲なんだけど)をやってから、雰囲気が変わった。

 客席もほぼ80%以上は埋まってきたし・・・・客の入りも関係するんだよね・・・・



 S大学の子たちも頑張ったと思うけど、渡辺さん、やっぱ上手かった。

 S大の子たちは、いい経験したと思う。





 で、一部最後は「越天楽」だった。


 竹中氏は、あいさつで、「ジャズというのは音楽のジャンルの名前ではなく、そういう形式だと思っている」とおっしゃっておられたけど、そのとおりだと思う。だから、選曲もクラッシックからロシア民謡から・・・多岐にわたる。


 次女も「越天楽」なら「巫女舞」で踊ったんで、曲は知ってる。



 これは、すごく良かった。


 デジタル的(っていうか、コンビネーションっていうか・・)には、やばいところもあったんだけど、そんなことは、全体から考えたらとるに足らないことで、バークリーの学生のドラムとかウッド・ベースの子たちの心理状態がよくわかる演奏だった。


 どんどん、自分の中の追求を始めたのだ。

 (竹中先生は准教授らしいけど、いい先生なんだろうなぁ・・・)




 そうせざるを得ない、状態になった・・・・実は、この状態を聞き手側は求めている。


 おそらく、音楽がわかる・・・というお客ばっかではなかったと思うけど、拍手が大きかったし、義理で叩いているかなんて、わかってしまうもんだ。


 名古屋のジャズのライブ・ハウスでは、久しくお耳にかかったこのないモノになった・・・。



 そりゃぁ・・世界的レベルからは、まだまだかもしれないが、少なくともチャレンジを見せてもらった。




 

 次女が疲れてきたみたいなんで、一部だけで帰ってきたけど、二部はタップダンスとか、S大は、フルバンドだから、楽しかったんじゃないだろうか・・・。



 人様にだけ、チャレンジ!とか言って、自分とこはいいかげんでも困るから、うちも心がけねばねぇ〜〜。



 久しぶりにストレスのない(汗)コンサートに行けて、良かった・・。