「テポドン開発の影で民衆は・・」みたいな特集を、「情報ステーション」かなんかで見た。


 もう、本当は見たくない・・・。

 だって、どうもしてあげられんのだもん・・・。


 「ふるアジ」に踏み切った決定的なものは、そういう番組で見た北朝鮮闇市でのストリート・チルドレンの行動だった。


 雨上がりなのか、泥だらけの地面に落ちた・・まるで一筋のイカそうめん・・みたいなのを先輩の子供たちに殴られるのを承知で口に入れる・・・。


 私はお金持ちではないし、「○ーホの白い馬」にお金を出したので、スッカラカンだった。


 「○ーホ・・・」のCDは、私の企画ではなくて、2年くらいかけて、T市中心に膨らんでいた企画で、CDの売り上げの一部を積み立てて、小学校を建てる・・・というモノだった。

 スポンサーがいたんだけど、そこから出るお金では、制作は出来ても活動費が出ない。

 私は途中から単なるレコーディング時のボイトレのピンチヒッターを引き受けただけだったんだけど、そういう制作サイドの問題点を考えて、スポンサーの肩代わりをすることにした。

 まぁ・・・、(活動なんて、しったこっちゃないからほっとけばよかったんだけど)・・・こういうところには書けない諸々があり、現在大量の在庫を抱えている。(あきらめてはいない。いつかは、やるぞ!・・・と思っている)




 懲りていたし・・・もう、そういうことはヤランゾ!・・・と言い聞かせていたんだけど、そのシーンを見て、もし、うちの娘たちが私の死後にそういう状態になったら。。。と思うと、「もう、やるしかないな・・」と。




 前回のワールドカップの時にも、すでに「ふるアジ」の活動はしていた。


 「アフガニスタンの子供たちにサッカーを見せてあげよう」という運動が広まっていて、おそらくスポンサーがいたんだろうな・・・砂漠のど真ん中にでっかいスクリーン、パラボラアンテナをたてて、サッカーボールを寄付する・・・なんてことをやっていたのだ。


 地雷が埋まってるみたいな砂漠でサッカーもいいかもしれないが、母親的には、「ミルクや、それを溶かす水、食料、医薬品が大事でしょ」と思っていた。

 それをマスコミの人に言うと、「そんなんは、あったりまえでしょ?君の言ってることは陳腐だし、すごく分かりにくいんだよ。つまり、ニュース性が低いんだ」・・・ということだった。

 アフガン支援もニュース性か?!って思って、びっくりだった・・・。



 それから万博もあった。



 ○シキのテーマ・ソング、○ミヤの○地の塔・・・それらにいったいいくら支払われたんだろう・・・。


 よく分からん支出を削って、アフリカや南米とかの・・参加は表明したけど、あとが大変だった国々への援助なんかにもっと回せたはずだし、愛知県が主催なんだから、公務員に一人500円寄付させて、それを赤十字に寄付して(恐らく公務員的には不公平になる可能性かあるんで無理だろうけど)・・世界に対して「万博来てね」というアピールをするとか、・・・・・・・色々・・・・・「自然の叡智」とか「自然との共存」がテーマなら、考えられるだろう・・・と思うのだ。

 しかし、そういう話はマスコミ含めて、まったく出なかったよね。


 よって、万博とも、無関係に過ぎた・・・。





 私は、テーマを分かってもらうための「テーマソング」は必要だろう・・・と思っていた。

 だから、テーマソング・・のCDを寄付金込みで売る。いくら寄付なのかは明記しておく・・・とか、色々ない知恵を絞った・・・。

 デカイ寄付先なら、どこかでちゃんと寄付したかチェックしてもらえるだろう・・・とか、まぁ・・・机上での色々試行錯誤は、いっぱいやったなぁ・・・。

  (音源は別に・・私がらみでなくて、まったくOKだったのだ)


 ところが、寄付先からクレームがついた。

 ○イブ・ザ・○ルドレンからは、「企画が甘い!」

 ○ニセフからは、明記する=不要な競争力がつく・・・。

   書くな・・・ということだね・・・。寄付という結果はいいけど、寄付予定は困る・・・・。

 

 つまり、こちらとしては「寄付します」という信憑性が示せないのだ・・・。

 (HPにも以前は寄付先を書いてあったんだけど、削った)





 たぶん、「ふるアジ」は私の曲で、「アジアはもっと仲良くしたい」と提起してるのも、私だ。

 傍から見てると、「売名行為」みたいに見えてしまう・・・ということだったんだろうなぁ・・・・。


何せ、言いだしっぺは無名なんだから・・・・


 私としては、みんなに歌ってもらって、ライブでそういう事を話題にしてもらったり、寄付を集めてもらったり、そういうことを歌ってくれる人たちに一番やりやすくメリットのある状態でやってもらえばいい・・・と思っていた。

 だから、仲のよいNPOと一緒にね・・・でもいいのだ・・・。


 で、余裕のある人はCD出してもらう。



どのみち私は動くんだから、そういう人たちのプロモートのお手伝いも出来るし・・・というスタンスだった。

 CDは作るのは難しくはない。問題は「売る」という部分だ。

 宣伝費をたくさんかける・・・なんてもちろん出来るはずもないが、そんなんかけるくらいなら、こちらとしての本題から言えば、寄付した方がマシなんだ。


 なら、制作費を寄付すりゃいい。。と思われる方もおいでと思うが、それだと、それで終わりで新しいモノは生まれてこない。


 そういうことに賛同してもらえる人達のネットワークが出来たらいいとも思ったし・・。



 
 どこか、少しでもいいから協力してくれるところがあれば・・・それで十分だったのだ。


 しかし、なかなか、スポンサーには恵まれなかった・・・。


 そりゃ、メリットとか測りにくいわ・・・



 どんどん、時間がたち、このままで行くと、私は実行力のない嘘つきになってしまうな・・・ということで、2年前に自費でCDを作った。



 それが、「三天翔ses21」だ。


 ボトムラインの協力(ロゴを使わせてもらったり、etc・・・諸々・・・)を仰いだりしたし、隠れた部分での経費はかさんでいるので高額な寄付は出来ん。

 

 よって、H.Pからの注文に限り、基本的には定価の5%を寄付する(この5%はahOkさんたちの協力によるものだ)。(gootenのいう買い物サイトのホレジロウ本舗から買ってもらっても同じです)



 私がやりたいのは、寄付のための金集めでは、もちろんない。



 
 生活があるから、歌えばギャラもらう・・・(霞は食えない)・・・




 やりたいのは音楽なんだけど、たまたま・・・○ーホの影響か、近くに音楽のアジアからの留学生がたくさんいた。


 彼らのバイト生活は音楽とは無関係の仕事が多かったから、金銭的な面での協力も音楽的コラボレで出来るんじゃないか・・・。


 三天翔は「ふるアジ」とは関係なく、さまざまな音楽的実験をしていた、その実験バンドだったのだ。


 (テネシー・ワルツをスーパーシャッフルで且つマイナーで、中国の二胡がソロ・・・とか・・・、ファンクみたいなオリジナルとか・・・)





 秋には、「ふるアジ」は、再結成「五つの赤い風船」のリード・ボーカル・・青木まり子さんのCDに入る予定だ・・・。




 私が死んでも、そういう気持ちや音楽がどこかで受け継いでもらえたら、この年まで生きてきた「かい」があるってもんだ・・・・。



 アジア・・・って日本も入るんだし・・・・・・




 あれ〜〜?。。。こういう事を書くつもりじゃなかったんだけど・・・。



 足の親指の爪が三分の一取れて、歯が折れて・・・骨粗鬆症かいな・・・っていうのを書こうとしてたんだったのに・・・・・



 ま、いっか!



 なが〜〜い日記で、・・・読みにくいし・・・ゴメンです・・・。