思い出の曲

  思い出・・・ってわけでもないけど、オークションでバーブラ・ストライザンドの「ウーマン・イン・ラブ」の入ったCDを落札した・・・。

 ここんとこ、アレンジとか覚えなきゃいけない(けど、覚えたくないんだな・・・これが・・・ガキみたいなんだけど)ことが多くて、車でも趣味に走って「音」を聴いてなかった・・。

  私にとって「車の中」って精神的にも現実的にも「作業場」なのだ・・。



 今朝、車で聴く・・。

 私の聴きたかったのは、「ウーマン・イン・ラブ」だけだったんだ。

 レコードなら、「ギルティー」ってタイトルの、ビージーズのおにいちゃんと一緒にやってるのがある・。


 でも車で聴けんしね・・。



 やっぱ・・、なんだろ・・・、このゆったり感とか、シンプルさ・・・とか、もち、歌はめちゃ馬(どんな馬だ!)なんだけどさ・・・。


 最近・・って、シンプルに1小節を伸ばす・・・って歌い方って、あんまり聴かん・・。


 必ずっていうくらい「節回し」が入る・・。


 いっくら、黒人さんがやるみたいに、日本人からするとカッコいい「節回し」でも、やりすぎると、私には「浪曲」に聞こえる・・・。

 (うん・・・「浪曲」って、けっこう新しいかもしれんね)




 で、このバーブラは、独特の癖はあるんだけど、ちゃんとロングトーンを「アイロンかけた」みたいにシンプルに歌うのだ・・。

 シンプルは大事よ・・・。独断だけどさ・・。


 一時期、レコード会社のディレクターから曲依頼されると、ほとんど、この「ウーマン・イン・ラブ」だった・・。


 ○橋○子氏の「あ・・、あなたに・・恋心・・・なんたら〜」っていう曲のこのサビは、おそらく、「この曲みたいなの」っていう発注だったに違いない。

 また、○神○子氏の、「アイム・ア・ウーマン・・なんたらかんたら〜〜」っていうののAメロの速度をめっちゃおとすと、「ウーマン・イン・ラブ」のAメロに似てる・・。


 つまり、そんくらい業界人が、何でだか参考にして・・と我々に依頼するネタだったのだ・・。


 でも、あのディレクターさんたらぁが、どこまで考えてコメントしてたかは知らんけど、

  いい曲だわ・・。


 おそらく、バーブラ以外が歌っても、いい曲だよなぁ・・。


 おばさんだからかもしれんが、アレンジもいいのだ・・。


 やっぱ、ビージーズは偉大だったんだろうな・・。


 私は、彼らの「ワード・・だか、ワーズだか」いう曲は、大好きだった・・。


 サタデー・ナイト・フィーバーより、ず〜〜っと前だけど。


 バーブラみたいな声は出んけど、彼女の歌の世界観・・・みたいなモノは学びたい・・と思う。


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