特番(余談)

 今朝、ラジオで○ロー○の昔、しょっちゅう聴かされた(有線とかで)曲が流れた・・。

 それで思い出したことがあった・・。

 この人達?は・・先日、○木数○氏の特番にゲストで出て、ピアノ一本で「愛燦々」とか歌っていたんだけど、そん時の違和感がわかった気がしたのだ・・。


 この人たちの音楽は、完全にデジタルのそれで、生ピは合わんわね・・。


 ピアノは打楽器ではあるけど、・・・叩けば音も出るけど・・・それでは、どうしようもないのだ・・。


 シンセサイザーとは似て非なるものなのだな・・。


 一応、デジピなんかでも叩く?強さに反応はするんだけど、それをカットすることも不可能ではない・・。


 そういう弾き手の感情は、彼らにとってはどうでもいいんじゃないだろか・・。


 本人たちにはそういう認識はないかもしれんが、そう聞こえた・・。



 だから、違和感を感じたんだろうなぁ・・。



 彼らの良さを出したいんなら、生ピはねぇ・・。ミスマッチだった気」がする・・。


 ただ、形状を考えると、絵にならんかったんだと思うけど・・。


 シンセ系は、ガンガンぶったたいてても音的にそう問題はない・・・。


 ニュアンスなんか求められんしさ・・。


 でも、生ピは違う・・・。


 デジタル的も扱えるが、でもそういう扱いは単独での演奏の時は、変だ。


 で、・・・歌もデジタルなんだから・・・双方の才能を殺してる・・。


 面白いなぁ・・・と思うのは、組み合わせで変わる・・・って実際にあるんだ。





 去年の今頃だったか、某有名アメリカの音楽学校のピアノの先生と、某有名だった二人組のボーカル・グループの一人の組み合わせのライブに行った・・・。


 もう、「何?」って感じで・・・何より、この二人が双方を絶賛しあってる・・ってのが許せんくらいの出来だったのだ・・。


 ところが、一人一人になると、俄然独自の世界が展開されてすばらしい!


 じゃ何のために二人をくっつけたか!


 根拠を問いただしたい衝動にかられて、非常に不機嫌状態で帰宅したのだった・・。



 それは自分ちのバンドにも言えることなので、いいお勉強ではあったんだけどね・・。






 まぁ・・・、それと似たようなものだな。


 彼らと「生ピ」は、双方のためにならんので、今後はやめてほしいなぁ・・。



 で、・・・とにかくデジタル世代っていうのは感情とか叙情・・っていうモノを理解は出来んだろうし、やりたいとも思っていないにちがいない・・。


 デジタル(ってか、・・・打ち込み・・なのかな)は速さ・・とか正確なんだけど、めっちゃんこ平坦だし・・。


 音色やリズムで変化をつける感じ・・。



 しかし、交響曲みたいに、圧倒的な山と谷みたいなものもある・・。



 生ピは、圧倒的な表現が可能な楽器なのだ・・。


 それをデジタル感覚で弾くと、単なるバイエルとかの練習曲になる・・・。


 プロが、そんな風に聞こえちゃったら、まずかろう・・・。


 適材適所・・・。多分、テレビ屋さんが設定したんだろうけど、あんなんしたら、彼らの良さは出ん・・。


 テレビ屋さんが、音楽を絵的に設定したらいかんよ・・・



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