PAは2人要る・・・

 昨日は、早朝から岡崎の市民会館大ホールへ。

 (今日の日記は長い・・・)・・・・(汗)


 このコンサートはチャリティーで、ライオンズ(女性ばっかのライオンズが3つほど)後援。

  ヘレンケラーがライオンズに対して発した言葉が起源で、世界中の目の不自由な子供に対しての白内障の予防や治療・・なんかにこのコンサートの利益が寄付される。

 水の少ない地域では「ハエ」が人間の子供の目に卵を産み、孵化時に失明する・・。

 その目薬・・、100円でまかなえるらしい・・・。

 うちも、会場で買ってもらったCDの10%を寄付してきた・・。





 まぁ・・面白い顛末は限りなくあるんだけど、それはきわめて個人的なことなんで・・。

 リハはけっこう時間があって助かった・・。


 ところがだ、このリハと本番・・ってのが、モニター的に同じだったことがまず・・ないのだな・・。


 舞台の外の音・・・つまりお客さんが聴いてる音は私たち舞台上にいる人間から言えば、まったくわからないんだから、この際、こっちに置いといて、舞台上の音っていうのは、出来を左右しちゃうくらい重要だ・・。

 むっかし、今、プレーヤーズ王国(更新してない)の中で(ユーザーのシバヨーで検索してもらうと公開曲が出てくるんだけど)「わたしの好きな唱」?だったかな・・・があって、それは、センチメンタルシティ・ロマンスと実際に「つま恋」でやってる本番前日のリハの外音だ・・。

 舞台の上は、全く、スチール・ギター(告井氏)なんて生音しか聞こえんかったし、キーボード(細井氏)も、自分の声も、目の前の広い客席に飲み込まれて音程の確認がやっと・・って感じだった・・。

 それはもう30年近くも前の話で、さすがにそこまではひどくないけど、舞台の上がしんどい音状態なのは変わりない(ぜいたくかもしれないけどね)。



 つまり、聞こえすぎの音と、聞こえなさ過ぎの音があって、もう、やりにくいことこの上ないのだ。


 リハしたんだしね、せめて、そのとおりとはいかないまでも、似ててくれりゃぁいいのだ・・。


 キーボードとかの電子音(ふるい!)ってのは混じると聞き取りにくい・・。

 まぁ・・・そういう問題は、いやならアコピを使えばいいんで、私サイドの責任問題なんだけど・・。


 ギターなんかだとディストーションの選択で音量は変わるし、キーボードは音の選択で変わるのだわ・・。

 曲順は決まってるんだから、どっかにメモっとけば、そう変わるわけないじゃん・・・と思うのは、私がPAをやっとらんからかな・・・。


 昨日の舞台?は・・曲数をキープしてかつ時間内に収めるために、曲のテンポをかなりアップした・・。


 歌詞間違ったり、コード間違ったり・・・ってこれはバンドの責任なんだけど、ライブを終わって、練習の時なんかより満足に終わった・・・っていう満足感を持ってみたい・・。

 それを望むなら専属のPAさんを雇わなくてはいけないんだろうなぁ・・。




 うちの場合、歌詞が大事なのだ・・。


 これも、ちゃんと聞こえるようにやってもらえた・・・ってことは(後から単なるお客さんや友人に聞くと・・ってことだから、私がチェックしたわけではないが)、ないかもしれない(汗)

 バックの音で、歌詞は聞こえんかった・・・という感想が多いなぁ・・・残念だけど・・・




 それはおそらく、PAさんの好みの問題なのかもしれないが、ガンガンに音圧で勝負バンドではないのよ・・。

 PAさんを固定し、かつ、舞台上と舞台外と・・・PAさん・・・二人雇わなくてはいけないんだろうなぁ・・とは思う。


 でも、有名じゃなきゃ、そんな贅沢は無理だしねぇ・・。


 でも、せめて、リハと本番を何とか近い状態で演奏させてほしいなぁ・・。


 自分のキーボードがガンガン出てる中で弾いてるとほかの音が聞こえない・・・。


 で、違う音色で演奏してると自分の音が聞こえない。


 よって、間違った音を出しても舞台上の私には確認できなくて修正もできない。でも、外にはちゃ〜〜んと出ている・・・って、ものすごく嫌な状態なんだわね・・・。


 よく、ステージ上から、PAさんにジェスチャーで、モニターを「上げろ」だの「下げろ」だの業務連絡をする人がいるけど・・・そういう趣味はない。

 始まったら、どんな状態であろうと何とかやる。

 あれは、美しくないし何より観客無視してると思うもの・・・。



 PAさんは、録音のミックスダウンを短時間でやる・・・ってのとほぼ同じ部分がある・・。


 大変だとは思うけど、そんだけの重要な役割を背負っている・・・ってことで、ミュージシャン側の話も考慮してほしい・・・。


 って、こともあったし、龍ちゃんも私も歌詞間違ったし・・(笑)・・・




 間違いたくなかったら、フォークの人がよくやってる様に歌詞もコードも書いた譜面を譜面台にのっけて前に置き、ちゃんと始めから見ながら歌う・・・。

 それを認めてもらえるなら、すんごい楽だ・・。


 何しろ・・・途中から見るなんて、特に本番では不可能に近い・・。

 ちょっと要領が要るのね・・・。

 これも場数!

 習うより慣れろの領域だ・・・。


 あ〜〜、とにかく終わった!


 うちは人数多いんで、ライブ・・・っていっても、小さいところでは舞台にメンバーが乗り切らない・・。

 よって、小さい場所なら人数を限定しんといかん・・。

 メンバーが少ないならPA問題も死活問題ではないかもしれないなぁ・・。


 少なめ人数でもやってみるかな・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 メインの東儀さんは美しかった!


 男もビジュアル大事ね・・。


 東儀さんのピアノの弾き語りなんて珍しい?ものも聴けた!


 で、雅楽のい子供たちは可愛かった・・。伝統の衣装は、なかなかすごいよ・・・。

 色といい、形といい、・・・日本の文化は世界に誇れると思う!!!!!!!!

 そこと、ポップスやジャズの融合・・・を、うちは目指しているんだけど・・・。

 もち、形だけでなく、精神的にもね・・。


  見に???聴きにきていただいた皆様、スタッフの皆様・・・

   ホントにありがとうございました・・・・

  で、お疲れ様でしたぁ!!!!!・・




 上記は文句・・・というより、私の反省ですm(_)m