植林事業
昨日、知人に3月16日の「中部経済新聞」をもらった・・。
この一面トップに名古屋に本社がある「アースコンシャス」という会社が紹介されていて、見出しは《豪で桐の植林事業進出》と、けこうでっかい!
このプロジェクトに関しては、もう、1年以上前に知っていた・・。
しかし、私は「音楽ばっかりしてるヤツ」なわけで、こういう話をすると、たいていは「植林なんて間に合いませんよ」、「だまされてるんじゃないですかぁ・・」、「そのうち、そんな事業、つぶれますよ」っていうアドバイスが返ってきていたのだ・・。
それはそれで、多分正しい・・。
「アースコンシャス」の「桐」は確か、カリフォルニアの「ビーソン」さんという親子が30年以上かかって品種改良したものと同じで、やたらと早くデカくなるのだそうな・・。
5年で成木!
で、成長過程でたくさん二酸化炭素を吸う。
具体的なプロジェクトの資金としては、ここじゃなく別の系列が担当してるかな。。。、一般からこの桐・・3本の・・5万2500円でオーナーになってもらう。
で、5年で一度伐採する・・。
で、すでに一本500ドルで北欧の家具屋さん(イケアとか)と買取契約が成立しており、売る・・・。
で、植林等のかかった経費を引いてオーナーに返金される。
このスーパーポローニャは「木」というより「草」の一種らしく、伐採しても切り株からまた生えてきて大きくなる・・。
よって、更新を希望すれば3本2万1000えん(このくらいだったと思う。次は植林経費はかからんもんね)で、またオーナーになる・・。
で、5年後、また伐採・・・etc
お金の話になると、「まゆつば」みたいだけど、実際、オーストラリアとカリフォルニアでは16万本、すでに植えられており、次はハワイらしい・・。
ハワイは、これを失業対策と捉えていると聞く・・。
植林運動で植林されると、植えっぱなしなんだそうだ・・。
しかし、これは商品なわけだから、植林という作業だけでなく、メンテナンスが必要だ・・。
当然、現地の雇用でやる・・。
4月からはこの運動は韓国に上陸するらしい・・。
韓国企業は下手すると日本の企業よりも環境意識が高いという噂だ・・。
この地方でも、どっかのロータリークラブ関係の方が、アマゾンにチークを植える運動をもう何十年もされていて、その「チーク」を「ポローニャ」に転換されたみたい。
アマゾンに場合、伐採はしない・・。
発芽率が94%だったか・・、高いんで、もうドンドン・・・マザーツリーからの種で発芽していくんじゃないかな・・。
また、「ポローニャ」の葉っぱはでっかいのよ・・。
いつの日か、こういう緑の葉っぱでアマゾンのジャングルが再生されたら、すごいと思う・・。
いや、そうしないといかんだろうな・・・。
ポローニャはあったかいところで、成長率を上げる・・。
だったら、アフリカで何とかならんの??
とか、夢は広がる・・。
この「ポローニャ」は1ヘクタールあたり、年間60トンの二酸化炭素を吸う(新聞によると)。
で、これは一般の場合の10倍らしい・・。
「アースコンシャス」は、再生材と桐材で新しい商品開発もてがけていくらしい・・。
「桐」の利用価値は「箪笥」だけじゃない・・ってことだろうね・・。
だって、年輪が5つしかないんだから、箪笥や下駄にはならん・・・。
北欧の家具屋さんも、軽いんで壁材とか床材とか、さまざまな利用価値を考えての買取だろうから・・。
ちょっと真剣に参加しようかと思う・・・。
久しぶりに、しっかり新聞読んだわ!