新学期

忘れていた次女の制服を大急ぎで昨夜、クリーニング屋へ・・。

 明日は入学式の準備に新2年生はかりだされるらしい・・。

 あいつ・・勉強したのかなぁ・・と不安になる・・。

 カギっ子をいいことに一日中、パソコンをやってる気がする・・。

 公立へ行ってくれんと、ちょっと大変だしさ・・。


 少しは勉強してくれ・・と思う・・。


 しかし、相変わらず病院通いは続いていて、新学期からも遅刻する曜日がある・・ってことだと、なかなか内申点・・ってヤツが良くならんのはまちがいない・・・。





 高校・・って、私の時はすんごく面白いところだった・・。

 全人教育・・という、勉強ばっかじゃなくスポーツもやらんとね・・みたな校風だったのだ・・。

 パーマ?・・んなことで、生活指導の先生が叱る・・ってことはなかった・・。

 リボンだって、ヘアバンドだって、んなもん・・・全然自由よ・・。

 センター試験もない頃だからね・・。


 学年で100番以内だったら、少なくとも京大へは行けたと思う・・。
  50番以内なら、東大ね・・。

 ところが、中には、「オレ、ぜ〜〜って〜〜東大!」っていって、全体模試(浪人も入れて)で600番のヤツが、東大受かったりするんだ・・。


 面白いもんだ・・・。


 ずいぶん前だけど、・・母校に行く用事だ出来た・・・。


 もう、ま〜〜ったく変わってた・・。


 まず、先生には・申し訳ないけど・・・先生自体に覇気がない。

 こりゃ・・言われたことしか、やらんな・・・みたいな先生・・・・。


 昔は先生にも生徒にも面白いのがいっぱいいた・・・・。


 そういう個性は、もう・・・お荷物なのかもしれんね。


 日本史で三筆・・ってのがあった・・。

 もう、誰だったか記憶がないけど、日本史の先生が、テストを返す時に、「このクラスに○○っておるか?・・んで、そいつは字・・上手い?」とおっしゃる・・。

 「うまい〜〜」とみんなが答えると、、「やっぱり!三筆に、そいつの名前書いたヤツが6人おったわ」・・・・とか・・。


 教室の後ろの黒板に・・「近卓のエロ」と書いてあったのをみつけて、この近藤先生は、怒り心頭!

 「何がエロだ〜!」と怒って、「理由を述べよ!」だとか・・・。


 誰かが、早弁したあとにグラマー・コンポの時間だったりすると、その先生は「竹輪の煮物」のにおいが大っ嫌いだった・・。

 「ちっ・・ちっ・・・まぁた竹輪かぁ・・・誰だ!早弁したの!」とすぐバレる・・。


 ま、そんなこんなで、勉強はしんといかんかったけど、楽しい思い出もた〜〜くさんある・・。

 しかし、長女の高校で、・・・なるほど・・

 高校・・・って確かに大学の予備校なんだ・・・と、しみじみ実感した・・。



 先生の立場から言うなら、「まともな生徒ばっかだといな・・」だろうが、父兄の立場から言うと、中2は大事な時期だし・・・「まともな先生だといいな」・・ということになる・・。



 昔は良かった・・・というのは確かに年とった証拠だと思うけど、昔はデコボコだったの・・・すべてが・・・。

 だから、いろいろな個性があって面白かったし、学校もそれを認めてくれていた・・(うちの高校だけかもしれんが・・・)


 討論もいっぱいやった・・。


 いい経験だったと思っている・・・。

 時はとどまらない・・。

 変化は仕方がないが・・、良くなってない気がするところがつらいな・・・

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