猫のエサ
近所のおばさんが入院した・・。
で、入院前にお願いされたのは、野良猫のエサやりだった・・。
「こんなこと誰にも頼めんから・・」・・
ほ〜〜だわなぁ〜〜。
「やっちゃいかん」・・・というのが定説だ。
ノラは野生だから、あるがままにしとかんと・・・とお役所も言うし、実際、動物の嫌いな人もいるんだし・。
胸が痛くなるのは、この「おばさん」がエサをやってるところは、もう、次々といろんな人が猫を捨てていく。
一度は段ボールが捨ててあって、しかも、ガムテープ止め。
あけると、猫の親子が入っていたこともある・・。
元からのノラもいるが、人間を「パパ・ママ」と思ってた猫もいるわけ。
そういう子をもらってくださった人もおられる。
しかし、それは、きわめて稀な話だ・・。
ところが、当然、エサやりの天敵みたいな人もおられる。
どうも、そういう人たちと「いたちごっこ」をしているみたいだな・・。
こそ・・・っと隠れてエサをやり、残飯もきれいに掃除をしておく・・。
それでも、見つかると、当然、エサは捨てられてしまう。
場所を変え、時間帯を変え、「いたちごっこ」は続く。
今朝、おばさんから聞いた場所を見に行く・・。
誰が天敵(笑)なのか私にはま〜〜ったくわからん・・。
しかし、お参りの人や、体操してる人や、散歩する人も、たとえば朝の五時半でもおられるわけで、見つからないようにエサをやるには、タイミングがいる・・。
毎日ではないにしろ、おばさんは、こんなことをしてたのか・・・と、ちょっと驚く。
木々の間から、小鳥たちの、ペチャクチャ・ペチャクチャ・ギ〜〜・・・みたいなかわいい鳴き声も聞こえて、健康にはよさ気だ・・。
外からは見えないところに、誰もいないのを見計らって、エサをおいて来た・・。
すかさず、なかなか器量よしの猫が、エサの方に走って行った・・・・。
3日くらい、エサはなかったはずだから、これでちょっとはお腹がいっぱいになるといいなぁ・・。
去年、この近辺で子猫を保護したっけ・・。
「メメちゃん」という名前にしたんだった・・。
http://d.hatena.ne.jp/shibayoh/20060719
一日半で、死んでしまったけど、時々、「メメ」の兄弟か・・と思える猫もいるし、次女が小学一年の時に拾ってきた「すず」によく似た猫もいる・・。
エサやりの賛否両論は、両方わかるが、命も大切だと思う・・。
捕まれば、里親探しも、飼うこともできるだろうが、なかなか・・・。
エサやりを私に頼んだおばさんは、私の家の近くのノラに関しては、ほとんど一匹ずつ捕まえて自腹で避妊手術を施した・・。
さすがに、おばさんの家にもたくさんいるんで、家で飼うわけにはいかなくて、うちの庭の使わなくなった犬小屋を拠点にして避妊完了の猫たちは暮らしている。
平和なもんだ・・・。
エサやり近辺の猫たちも避妊するために捕獲できるくらいの信頼関係を築けるといいんだけど・・・・。
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