差別

 昨日の私の日記の「はてな」の方(内容はmixiと同じ)に、hakuasinさんからコメントをいただいていて、それが、きわめて「そういうことね!」と納得したのだった・・。
 

 それは・・・

 「鯨」の一件なんだけど・・、
 欧米(というか、まぁ・・・白人諸氏・・と言ったほうがいいかな・・)の潜在的常識としては・・・

 「あんな可愛い動物を殺して食べるなんて!!」・・・ということから「可愛くないどうでもいい動物は食べてもいい」という理論で動いている・・というわけだ。

 で、そこから、アジア、アフリカの人々に対しての差別が生まれている・・・ってことだね・・。

 つまり、アジア、アフリカの人々は、欧米の白い、美しい皆さんからすると「鯨」以下・・ってことだわ・・。

 私も仕事がら、外資系のホテルなんかに出入りしたことがあるんだけど、もう当然のように日本に存在しているにもかかわらず、日本人に対して、ちょっと斜めに見て優越感持ってるかな・・・という部分が見え隠れする・・。

 で、また、そういう外国の上司に仕えている英語をしゃべる日本人にも、多分にそういう傾向はある。


 そういう現状をみていて、何人かわからん言葉で歌い、何人かわからん髪の色、で、まるで欧米の「サルマネ」みたいな音楽聴いたりすると、音楽の面・・っていうより、もっと感情的な面でむかつく・・。

 音楽的には「日本語」はリズムに乗りにくい。

 ひとつの単語を表すのに、音符を複数必要としているので、「歌詞」を聴いてしまうとメロディーが散漫に聞こえる・・・とか、理由はあると思う・・。

 60年代、70年代・・で十分洋楽の成り立ちや、すばらしさは体験できたんじゃないか・・・・。

 もちろん、今の若者は生まれてないわけだけど・・・。



 あの頃、「ソウル」と呼ばれていた、今の「ブラック・ミュージック」はいつのまにか、ほとんど内容は「ドラッグ」と「セックス」に成り下がり、シンプルではあるが、おばさんからすると、「踊って、ナンパするためのBGMに違いない」・・・って思うものになっている・・。

 なかには、どこが「アタマだ??」とわからなくて、めっちゃ面白いものもあったけどさ・・。

 私は「ソウル」・・好きだった・・。

 私には、想像するしかない「差別」や「貧困」の悲哀みたいのや、彼らが感じる「疑問」、「メッセージ」を感じていたからね・・。


 もう、R&B・・というフレーズが日本の音楽界で、なんだか「すんごいカッコイイ音楽」の代名詞として使われているような状態になって、もう、うんざりしたのだった・・。

 R&Bは完全に黒人さんのものなのだ・・。

 ジャズみたいに理論で展開できる部分なんてないのよ・・。


 で、よ〜〜わからん、ちょっと黒っぽい歌い方もしくは、単なる女の子の歌手を「ディーバ」だっていうじゃん!

 もう、「嘘こけ〜〜」って思ったものだ・・。


 日本人はいわば、草食恐竜みたいなもん、黒人さんは肉食恐竜みたいなもんよ・・。

 特性がまったくちがう・・。


 あこがれるのはかってだけど、どんなに食べ物がちがって足が長い日本人が増えたとしても、日本人は肉食恐竜ではないのだ・・。


 DNA的には、確かに白人は一番新しい種族らしい・・。

 しかし、新しいものが必ず古いものより優れている・・っていうわけではない・・。

 アメリカなんて、「メイ・フラワー号」以来の歴史しかない国だ・・。

 アジアは古いよ〜〜。

 アフリカだって、エジプトやエチオピアあたりを考えたら・・・古いよ〜〜。


 日本人から見ると、少しラテン民族の血の入った人は、けっこう美しく写るが、典型的なアングロサクソンは、ち〜〜っとも美しくない・・。デカイだけで・・・。

 アメリカだって、一時期、人気の出るスターは容貌的に少し黒人の血が入ってる人だった・・。




 「鯨」以下の存在で、差別を受けてる私たちは、ちゃんとした文化を持った国なわけで、そのあたり・・・

 よ〜〜っく、考えてほしいもんだ・・。

 日本人に・・

 欧米の人たちは、そういう差別は、あったりまえになってて、それに気づかんくらいだと思うからね・・。

 私たちが、ちゃんと考えないといかんのだと思うよ。


 そういう意味で、わたしは「ゴスペル」は歌わんのだ・・(越天楽歌ってます・・・)。