ゆかた

 先日、隣のおばさんのところに、半分、「おつきあい」のつもりでユカタの仕立てを頼みに行った・・。


 既製品より、袖を長めにしたかったし・・・。

 で、今朝、7時半前に、おばさんが来て、「いつでもいいよ」と言ってあったのだけど、何やらお仕事が入ったようで、このままだと「盆過ぎ」になる・・っていうんで、超特急で仕立ててもらえたんだと!


 見て驚く・・。

 仕立て代は、普通9000円らしいが、隣で、今後・・・何で世話になるかわからん・・・。7000円でいいよ・・・ということだったし、ミシンで縫う・・ということだったし、そうは期待しとらんかったのだ・・。


 もう、ミヤツ口は、普通の正絹の着物のごとく、キチンと当て布をして細かくかがってあるし、ミシン・・ったって、ミシン目が出てるわけじゃない・・。


 袋縫いでミシン目は隠れてるし、もうていねいていねい!

 ちょっと感動もんだったのだ・・。



 困るのは、おばさんは、このユカタは娘のどっちかのモンだって信じきってることなのよね・・。


 実は私が着ようと思ってるのにさ・・。


 そう派手なユカタではないんだけど、着物で困るのは、柄や色で、だいたいの着る側の年齢が指定されてしまう・・ってとこだ・・。


 呉服屋の店員さんなんかも、「そうですねぇ・・、この柄ゆきですと、30代までですねぇ・・」とか言う。

 そういう感覚で言うと、変わってはいるが、「若向き」と判断できる柄ゆきだったにちがいない・・。


 そんなもん、昔は人生50年、今は倍近くなってるんだし、雰囲気だって、うんとみんな若いのだ・・。


 振袖だって、別にパーティーだったらミセスが着たっていいじゃんね・・。


 格だのめんどいことは言わんと、好きに着ていいってことになるとありがたいわぁ・・。




 もう、着てるけどさ・・・・