サル山のボス

 子供・・っていうのは、犬とよく似てるんじゃないかと思う・・。

 まず、相手の出方を見るし、それから、順位をつける・・。

 犬が言うことをきかないのは、自分が一番偉い!と思っているからだ・・ってことだし、犬は、飼い主宅の家族に偉いもん順に順位をつけるらしいから、犬にじゃけんにされたら、犬に自分より「下」だと思われていると思ってよい。

 そういう意味で、子供は、犬に似ているのだ・・。

 子育てもそうだ・・。


 「誰がボス??」ってサル山のボス争いをして、ぜ〜〜ったい親は勝たないとアカン・・。

 よって、かなりデカくなってからなら、話し合いも可能だけど、その前・・、「ことの善悪を叩き込む」までは、親はサル山のボスじゃないとイカン・・と思う・・。


 塾の講師もそうだ・・。


 ただ、ありがたいのは、学校じゃないから、「静かにしろ〜〜てめぇら!!」もOKなのだ・・。

 複数になると、もう、ほとんどサルの集団と化する・・。


 これを制すにはボスにならんといかん・・。


 学校と違い、塾は、とにかく問題が解けるようにしんといかんわけで。


 中1はまだ、小学生だと思ってよい・・。


 中3は受験なんで、勉強せざるをえない・・。


 問題は中2だ!

 「塾長にクレームを言えば、講師は下ろされる」と思っている節がある・・。

  「それが、どうした!馬鹿ヤロめ!」

 当然、啖呵を切る・・。

 ガキになめられる覚えはない。

 


 この反抗期みたいな集団は、個人個人なら、ちゃんと思考能力があるんだが、集団となると、お前ら脳ミソあるか〜・・状態になる・・。

 うちの次女も、その傾向が出てきたんで、機会があったら「渇!」を入れてやらんといかんと思っている・・。

 授業が終わって、一人一人になると、まるで「憑き物」が落ちたみたいにまともになるんだよな・・。

 まさに、子供は犬なのかもしれん・・


 

 子育ては体をはる・・。


 塾であれ、学校であれ、体をはらんとまともなガキは育たん・・・ってことなんだろうと思う・・。