労働

 先日、友人のご主人の通夜の帰り、これまた、友人二人と、生きていれば腹も減る・・・(汗)、よって、どっかでご飯をたべよう・・ということになった・・。

 すると、「うまい中華料理の店がある」という・・。

 車道だった・・。

 そこはけっこう混んでて、オネェさんと、その母上が経営してる店だった・・。狭いけど、2階もあるから、30人は入ろうと思えば入れる・・。

 これを2人できりもりしている・・。

 オネェさんは、2階と1階を何回も行ったりきたりしんといかんし、

 厨房は、どうみても70歳に近い母上が一人で延々と腕をふるっておられるだけ・・。


 オネェさんが、注文を大声で読み上げ、それを当然、伝票に書いて置いてるわけだけど、聞きなおすこともなく、延々と作っておられる・・・。


 もう、これは感動モンだ・・。

 オネェさんは、料理を運んでくるたびに、「すみませんねぇ・・、待たせて」と威勢良くおっしゃる・・。

 別に、「おいおい!」と思うほど、待たされちゃぁいないのよ・・・。

 友人たちは、いまだ独身(毒身かも・・)なんだけど、こういうのは、やっぱり感動・・とみえて、「ここへ来ると元気がもらえる」「料理・・おいしい」「これ以上はやるとこまるから、ブログに書くな」・・・などど言う・・。


 そういえば、昔・・、ヤマハはオオトリ神社の近くに財団の本部があるのだけど、そこの・・・もう故人になってしまわれた部長が、部下をしかるのに、目黒駅前のなんとか・・っていうトンカツ屋のいオネェさんをひきあいに出していた・・。

 そこもはやっていたらしい・・。

 しかし、そのオネェさんは、お客の来た順、注文をきっちり覚えていて、かつ気も使う・・。

 よって、客はそれだけで満足するのらしい・・・。


 それを思い出した・・。



 このJ・・・という中華料理屋さんは、午前0時過ぎ、店をカンバンにすると、母上とオネェさんは、や〜〜っと食事をするんだって・・。

 何でそんなこと友人たちが知ってるのかはわかんけど、この、第一線で働く男たちをして感動せしめるこの店のお二人は、「これぞ、労働よ!」っていうお手本かもしれない・・。


 車道にお越しの節は、探してみてくだされ・・。


 定休日は・・・定休日は・・・、あれぇ〜〜〜


   知らない