「待つわ」
有線が流れているところでパソコンをしていると、近頃「待つわ」が流れている・・。
んん??
あれは、名古屋のポプコンの曲で、しかも「あみん」は作編の生徒だった・・。
だから、先生たちの力もあったと思う・・。
歌詞の展開なんか、まるで作詞教室のお手本みたいな部分あるしね・・。
これがヒットしてた頃、私は東京にいた・・。
内心、「何であれがヒットするの?」と思わんでもなかった・・・。
だって、歌だって、特別上手・・ってわけでもないし・・。
しかし、あの年頃の女の子の悩みを的確につかんでるなぁ・・と、今なら、思える・・。
岡村さんは、かわいい子だったから、「かわいいふりして・・」とか、いわれてたのかもしれん・・・。
アメリカの音楽はこのごろ、前衛的っていえば言えなくもないと思うが、どうも、先祖がえりをしているんじゃないか?
つまり、アフリカ的・・っていうのか・・。
よって、それを日本人が真似してやると、「お経」に似てくる気がする・・。
また、黒人的な節回しを、やりすぎると、日本人の場合、「浪曲」か「民謡」ににてくる気がする・・・。
やってるご本人たちは、そんなダサイ?ことをしてるつもりは毛頭ないんだろうけど、冷静に聴いてみると似てるよ・・。
そういう中で、この「待つわ」を聴くと、笑えるくらいわかりやすい・・。
なつかしい・・っていえば、もちろんそれもあるんだろうけど、すでにこの曲がはやったころ、「かわいいふしして・・」っていうことで後ろ指差される・・なんてことはない年齢だったし、「だめなら、次の人でいいじゃん」って思ってたんで、別段、そう思い入れがあるわけではない・・。
しかし、今の歌にはない素直さがよ〜〜く出ている・・。
等身大・・っていうのかな・・。
サウンドがどうのとか、難しいことを言ってみても、しょせん人の心に届きやすいものは、そう難しいことではない・・。
日本人が「カッコいい!」って思ってるものはたいてい借り物が多い・・・。
「素直」・・・、これが一番大事で、一番欠けてるかもしれんね・・・。
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