昔の曲

 そういや、ベースアイランドにレコードプレーヤーを持ち込んで、以前、自分のシングル2枚分・・・パソコンに取り込んでもらったんだった・・・。

 そのCDRを見つけて、車の中で聴いている・・・。

 それこそ、こんくらい長い年月を経て聴くと、そう嫌・・ってこともなく、歌の下手なのも笑って聴ける・・。

 昨日の日記の話題じゃないけど、うちみたいに半端に年下だとケンカになるが、20も違ってりゃ、ケンカにならん・・・みたいなもんだろか・・・・


 で、もう、本当に笑えるんだけど、いっちゃん最初に作った「過去への旅路」という曲があるのだけど、もう、これは、もろ・・・・当時の私なのだった・・・内容が・・・。

 色気もへったくれもない・・・。

 しかもサビみたいなとこのドラムは「マーチ」になってる・・・。

 船山もとき氏の(字がおぼろげで)・・、ほんっとに初期のアレンジだ・・。

 船山さんは、でっかいお兄さんで、この曲は「3月3日の悲しみ」のB面だったから、一緒にカラオケ録音した。


 「できないこと、いっぱい書いちゃった」って汗かいておられたのが印象的だった・・・。

 イントロに当時はまだ珍しかったシンセが入っているんだけど、当時は、「モノフォニック」という一音でるシンセと、「ポリフォニック」という2音出るシンセしかなかった・・・。で、これは、2音でハモってて「モノフォニック」で2回重ねてある・・・。



 なぜ。当時の私、そのまんまで笑えるか・・っていうと、これは、「どんだけ、前より強くなれたか、過去へ旅して確かめに行く」という「観念的」な内容なんだけど・・・、この「強くなる」・・・ってのが笑える・・・。

 だって、私の年代の女は、「強くあることを求められていなかった」のだな。

 「女は馬鹿がかわいい」とか、「黙って男についてけばいいんだ」とか、そんな時代よ。

 うん、確かに、「できな〜〜い」とか、「わかんな〜〜い」とか言ってれば、「楽」できたかもしれん(何が楽かはわからん)。

 細木氏流に言えば、私は、ず〜〜っと男なのかもしれないが、あの先生みたく口先で男を手玉に取る気はまったくありまっせん・・。

 あるがままよ。よって「かわいげない」とはしょっちゅう言われてて、本人べつに気にしてなかったけどね・・・。

 男って、表面的な言葉でごろごろされるのがすきなんだろうが、それって、おかしいんじゃないのかしらん(と思っている)・・・・。


 そんなわけで、この可愛い?マーチみたいなサビのドラムは、全体は、キャロル・キングなのにまさにオリジナルなんだわね・・・。

 で、とっとこ頑張って、アラレちゃんが歩いてる・・・みたいで、ひとごとみたいで、笑えるのだった・・・



 ブハハハ・・・・変わっとらん