森音(At Shinrinkouen In Owariasahi )

 音楽やる・・って確かに特別なことではないが・・、それを続ける・・っていうのは、特別なことに思える。

 森林公園の野外ステージを利用するのに、大金がかかるとは思えないが、野外だから天候の心配もあるし、練習だって必要だ・・。

 そういう楽しみ方もあるんだなぁ・・と。

まさに読んで字のごとし・・。「音を楽しむ」のだろう・・・。


 自分に比べるとうらましくもある・・・・。


 振り返ってみると、私は、自我意識が強かったと思う。

 つまり、いっつも自分が二人いる感じ・・っていえばいいかな・・。


 神様とおんなじで、もう一人の自分だって自分なんだから、自分には嘘つけない・・。

 よって、一番怖い存在でもある・・。


 で、唯一、この自分を意識しなくてすむのが、この音楽している時間なのだ・・・。

 もう一人のうっとおしい奴をなくしてしまうには、かなり集中しないといかん・・。


 よって、それが可能な音楽追求・・って感じになるんだけど、これは、私にとって・・・だけど・・・ニコニコ笑ってはできないのだな。


 私は、ライブの時に、あんまり聴いててくださる人のために・・とか実は思えない・・。思う余裕がないと言ったほうがいいかもしれない・・・。


 それは、「歌詞覚えてない」とか「コード忘れた」とかいう不安とはちょっとちがうもので、「忘我」に忙しい・・っていたほうがピッタリくる。


 この音楽の中は、どらえもんのポケットの中みたいに超空間で、際限のない世界。

 そういう世界でないと私は解放されない気がしている・・・。


 私は、普段・・・あの細木女史の女性観からは程遠いのだが、それは私が一番こわいのは、自分なんで、かっこつけて嘘ついても始まらん・・。

 好きな男が振り向いてくれる嬉しさより、もう一人に「何やってんのさぁ・・・バッカじゃないの?」って態度をとられる方が嫌なのだ・・。

 よって、嘘つくのもめんどうだし、ほとんど素のままで過ごしている。

 必然的に?・・・「品格」というものは、あんまりない




 このごろはありがたいことにバンドに参加してくれているメンバーも、性格は、温厚・・。

 お互いに時間のないことを除けば、衝突もない。



 森音のステージもそんな感じ・・・。


 つまり、皆さんの性格の問題なんだけど、多少の軋轢はあるかもしれないが、とにかく元気で平和・・・。


 でも・・・、音楽・・って普通はそういうもんだよね。


 一日コメントが飛んだけど、お疲れ様でした・・。