ご馳走

 昨日は、ご飯が食べられないかもしれない動きの日だったんで、コンビニで、「おいなりさん」3個入りと、思いついて「助六」を買い、「助六」をおっかさんのお土産にした・・。

 おっかさんは、「助六」をみて、「わ! ご馳走!」と喜ぶ・・・。


 おいおい・・・今の時代、「助六」を「ご馳走」と思う人は少ない。


 そういえば、おっかさんは、「雑炊」も食べない。

 どんな手の込んだダシで、中身が「かに」や「まつたけ」でもアカン。

 「昔、散々食べた」・・・と言うのだ・・・。

 戦中戦後の記憶は、まだ健在・・・ってことだな




 そういうの考えるまでもなく、我々は今はぜいたくだよなぁ〜〜



 今朝、六時ころ、近所のおばさんが、大声で私を呼ぶ・・・

 今、チャイムが壊れていて、鳴る時と鳴らない時があるから、たぶん呼んだんだろうなぁ・・・

 出ていくと、「パパに!」っていって「ボジョレヌーボー」をくれた。


 これだって、こんなに騒ぐのは日本だけらしいじゃん・・。
   ま、楽しければいいんだけどさ・・・。





 さて、「助六」が「ご馳走」の話にもどるが、うちは田舎なので、昔はお祭り・・っていうと、「お寿司」を自宅で作るわけね・・。


 ご飯をでかい「たらい」みたいのに移し、うちわで扇ぎながら酢飯にする・・・。

 かんぴょうや干し椎茸をもどして煮て、油揚げを煮て・・・

 鯖も、酢鯖にして、・・・・しょうがも用意して・・・
 手がかかったわけよね。


 お祭りなわけだから、作る量が、はんぱじゃなくて、嫁は大変だっただろうと思う・・。


 お正月もだ・・。


 餅つきがまず大変だった・・・。


 もち米を前日から洗ったり、水にひたしたり・・寒い中準備をする・・。

 で、もち米を蒸す。


 それを石臼のなかに入れて、ペッタンペッタン・・・


 私は、このもち米を蒸したのが「大好き」だった。

 オセチもな・・・おいしいと思ったことがなかったけど、これも家で作っていた・・。

 お手伝いがすんごく嫌だった。・・・だって好きなの、ないんだもんね・・・。


 「きんとん」くらいかなぁ・・・。


 今は、一日から店は開いてるし、オセチがやたらと豪華になってる。

 
  消費をしんと経済が回っていかんシステムもあろうが、食べられない人のことを考えると、不安にもなる。


 いろいろなものが値上がりしている昨今、私みたいな庶民はギクシャクしてるんだけど、年収3000万以上で、資産は一億以上・・・というかたは増えてるらしいね・・・。


 ま、「助六」が「ご馳走」あたりで、私は十分だけどさ・・・。

 だけど・・・お金がないと、人様にお役にたつこともできんのは事実だ・・・。

 神様に、「金運」のお願いしんといかん




  追記


 明日、CBCラジオ(この地方の老舗放送局)の夜9時過ぎ・・・20分くらいから30分間くらい・・

 先日「は〜さん」の店「ハニーポップ」でやったライブ・・

 うちは、2曲、「ふるアジ」と軽井沢でやった「無限紀行」と2曲やりましたんで、それが流れるはずでございます。


 覚えておられたら、是非・・聴いてくだされませ。