若者用?ライブハウス・・・

 昨日、初めて、「エレクトリック・レディ・ランド」・・・通称「エル」というライブハウスへ行った・・・。

 ここは、昔は、「コマンド」という名前で、大須スケートリンクの近くにあったと思う・・。

 「コマンド」には出たことある・・・(ふる〜〜〜)


 もう、造りなんかは当然まったく違う・・・。

 若者用のライブハウスに椅子なんかはない・・・。

 み〜〜んな立って聴く・・・ってか、踊る・・ってか、まぁ・・そんな感じだわ・・。


 私のお目当て?は「シェアーズ」・・ってバンドで、金曜の飲み屋(・・・言い方が下品か・・・じゃ、ピアノ・バー)のピアノ当番(ジュネスという名前)の時に、客として偶然会った人が、この「シェアズ」のリード・ボーカルで、・・・彼の声は、・・・「クィーン」みたい。

 それで、チケットをいただいちゃったし・・・聴きに行った。


 何バンドか出たうちの、トップバッターだった・・・。


 なんと女の子(金髪の美形!)がベースだ・・。

 やっぱ・・・ちゃんと聴けるバンドに超若者はいない・・。


 年季がいるのだ・・。


 金曜には、ギターの弾き語りでやってくれた自分たちのオリジナル・・・「アメリカ」がド頭だった・・。


 Oさんと言う・・・。


 スコーンと声が抜ける・・・。


 ああいう声は、私は出ないわ・・・。


 もし私がピアノでなくギターにハマってたら、まちがいなくジャズではなく、ロックに行っていた。


 ギターは、ちゃんとコードが押さえられなかった・・・。


 指が短いのよね・・。ピアノも当然「乙女の祈り」なんかは弾けんし、「トロイメライ」もごまかさないと弾けなかった・・。


 ジャズだって、手のでかいひとなら10thまで届いちゃう・・・。

 そこまでいくと・・同じコードを弾いても音が違って聞こえる。


 私は、自分の歌のバックだから弾いていられるのだ。


 パンクだか、ヘビメタだか、プログレだか・・は、わからないけど・・・このバンドはドラムさんも歌うし司会はドラムさんだった・・。

 で、思い出した・・・


 私は、実は、自分が昔、ドラムやってたせいもあるけど、キックの音に弱い・・。

 もう・・おも〜〜いキックがドッドッ・・って来ると、めちゃ本能的になる。


 三天翔のドラムは牧野くんというのだけど、彼のドラムを初めて聴いたのは、JBスタジオのJSバンドでだった・・。

 そん時のリード・ボーカルは龍ちゃんだったんだから、不思議?なご縁なのだけど、牧野くんのは、めっちゃ重いバシッバシッのドカッドカッ・・っていうドラムだった・・・・。

 もう、久々に興奮いたしましたわ・・・


 まさか、自分がバンドを・・性懲りもなく作り、そのJBバンドのメンバーを引っ張り込むなんて、思いもしなかったけどね。


 このJBバンドは、70年代の「イーグルス」や「ドゥービー」のコピーやら、スミちゃんという女性ボーカルもいたし、ジャニスもやってたと思う・・・。

 とあるイベントに出てもらったとき、客からリクェストをとったら、ディープ・パープルがきた・・。


 バンドでは合わせたことなかったらしいけど、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」やってしまった・・。

 すると、リクェストした客は、「う〜〜ん、アルバム方のソロのコピーだな」なんて言っている・・・。

 シングルとアルバムではソロが違ったらしい・・。

   まぁ・・・マニアックなこと


 「高校以来、久しぶりにやったわ・・」とメンバーは言っていたけど・・・楽しそうだった・・・。

 そうそう・・・バンドの根本は、それだよね、きっと。


 「シェアーズ」も、ただで「持ってって!」というCDRをもらってきたら、中にはクィーンを思わせるものもあって、シンプルだけど、何より「好き」・・っていうのが伝わって、なかなか楽しかった。


 題名は忘れたけど、「いとしいからといって、いつも会いたいわけじゃない」・・・みたいなことを言ってる曲もあって、・・・こういうのは「女の子」に売りたい音楽産業は作らないから、面白いよね。



 終わって、差し入れも渡したし・・・こそっと抜けてきたけど、こんなことでもなけりゃ、多分、「エル」には行けん・・・。


 なかなか、有意義な時間だったわぁ・・・・