ウェルカムバック・・・

 これは、江口晶氏が「さかうえけんいち」氏と組んでるユニットの名前ね・・。

  今日・・・鶴舞公園の「せんだん」・・これが、フォークとか・・ず〜^っと無関係だったんで、イマイチ・・この重要さが理解できていないんだけど・・・そこでのライブを聴いた。

  サザンやデビューころの竹内マリア氏もここでライブしたそうな・・・。

  名古屋でのフォークのメッカ・・・みたいなとこなんだろうと思う。




 フリー・スタイル・・と、山名敏晴と「そよかぜ隊」・・で、ウェルカムバック。


 山名さんとこのバックの「そよ風隊」は若いけど、このウエルカムバックは・・そりゃ・・・もう、年季の入ったグループだ。

 もう、余裕・・・。



 私は、江口氏がギターの弾き語り・・・しかもイスに座って・・・っていうのには遭遇したことがあるんだけど、・・・立って、グラサンで、・・・アクティブ・・っていうのは初めてだった。

 やっぱ・・・70年代の香りがした。



 私は、ヤマハで「発声はね・・」とか、「作曲はね・・」みたいなとこから始めた音楽だけど、そういうのは、まぁ・・どうでもいいじゃん・・・みたいな感じ・・。

 もっと、ちがうとこから音楽がやってきたみたいな感じなんだわ。


 だけど、・・・基礎がいいかげん・・ってことじゃなくてさ、リズムとか、ギターとかのもろもろはしっかり練習が積まれてるわけで・・・

 なかなかでした・・・。


 山名さんとこは、正統派叙情フォーク・・っていうんだろうか・・

 そういう面と、ライブなんかするときのシビアな面も、ちゃんとわかるとこがやっぱ年季だよなぁ・・


 フリー・スタイルは、ウェルカムバックのリードギターさんの息子さんのグループみたいだった・・。


 まだ、若いし、「君のためなら死ねる・・」っていう歌詞のところで、私は、一人怒っておりました・・。

 せっかく育てたのに、たかだか「心変わりするかもしれない色恋沙汰で死ぬなんていうな!」が私めの言い分ですな・・。

 で、娘持つ身としては、「その《死んだ事実》を、一生背負わす気か?!」みたいな言い分もある・・。


 君らは、まだ・・・若いね・・・ってのが、率直な感想だったわ。


 「愛」というのは、もっと深いのだ・・。





 今日は・・・本当に、・・・やっぱ年季・・ってのは、そんだけの時間の積み重ねなわけで、すぐに達成できるものでもないことを再確認した日であった・・。


 「おやじバンド」みたいな呼び方をしているマスコミもあるけど、プライベートではおやじであっても、そういう諸々とは、次元がちがうわけで・・・

 今日は、お金も払わず・・・いいもの見せて?・・じゃなくて聴かせてもらった・・。


 で、何より、本人たちに余裕があるから、聴いてる側は疲れん・・。


 これ、すんごい重要なことだよ・・・



 ・・・・・・ってことで、7月6日は、ウェルカムバックは、パラカフェに来てくれます・・。


 その日のライブは、12時半開始で、3時にはアップ。


 いろいろ出てもらうので、30分くらいしか聴いてもらえんけど、その不満は別のライブ会場ではらしてくだされ・・・。


 FM愛知のK氏は、江口氏の奥方に「惚れ直したでしょう・・」とおっしゃっていたが、ホント・・・カッコよかったね・・・


    生きていれば年はとる・・。

 おじんにおばん??・・・んだで、何だの・・・みたいに、居直れる日だったわ。