感謝・・・ありがとう・・・の7月6日ライブ

 昔・・・ダニーハザウェイという人がいて、うちに彼のライブ盤があった・・・。

 一時期、彼とロバータフラックのデュエット盤にはまっていて、「3月3日の悲しみ」という、世界歌謡祭に出場した曲のイメージはまさにこのあたりのサウンドだったんだけど、このライブ盤の方でかれは「君の友達」をやっていて、圧巻なのは、客がこの曲を大合唱するのだ。

 現在完了形・・なので、君はまさに今、友達をゲットした・・・という影に・・・「だから、もう・・・友達はいるんだよ」というニュアンスが隠れている。

 日本は当時アイドルの全盛で、甘ったるい「発情期」の歌ばっかだったんだけど、私は、この「だから・・・もう友達いるんだからね」というところにすんごく惹かれたのだった。


 個人的には「たいくつしない」「疲れない」・・・そういうライブが好みだ・・・。

 これをするには、演奏者というか、提供する側が「たいくつしてない」「集中している」「面白がってる」ことが重要なんだと思うのね。

 つまり、一人ではきつい作業なのだ。


 ウエルカムバックは、江口晶氏とさかうえけんいち氏の二枚看板で、「老ギタリスト」さんみたいなギタリストがサポートに入る・・・という豪華版だ。

 悪いわけがない。


 山名氏は親分肌だし、一番最初に「ふるさとはアジア」を取り上げてくれた・・。

  どっかに、そういう魂みたいのを持ってる人だったんだろうと思う。


 はーさんは、覚えてないと思うけど、私が初めてポプコンに出した曲は「過去への旅路」(ザ・バンドの曲の日本語タイトルをパクった)というヤツで、弾き語りだったのだけど、いろんな人が参加してくれた・・。

  はーさんは、なんとコンガをたたいてくれてたのだった・・。

 学生時代だったら、先輩後輩のけじめがある年齢の差はあるが・・・んなもん・・・今なら、関係ない・・そういう3組のベテランががん首そろえてくれて、かつユニークな4バンドもがっちり参加・・って、そりゃぁ・・・面白い・・・と個人的にかってに思っていた・・・。

 三天翔は、なかなか練習日を取れなくて、だけど、「リッキーさん」、「なつおりさん」、「みーふぁ」は、紹介しとかんといかんミュージシャンだな・・と思ったので、一回練習状態だったけど、参加。


 あとの邪魔にならんように、どアタマにやる(すみません・・・歌詞が一番と二番が同時に出てきまして、舌がまわりませんでした)


 で、あとは会場で皆さんにまじって聴かせていただく・・・。

 「もうちょっと聴かせて」レベルで交代していくわけで、・・・私は疲れなかったんで、おそらくみなさんも、そうだったんじゃないでしょか・・・。

 そうだったなら、すんごく嬉しい。


 また、打ち上げも、何が何でも、来てくださったお客さんと一緒にやりたかった。

 次には、もっとリラックスしてもらうためには、もっと共有するものがほしいと思っていたし・・・はーさんの姿勢は、ああいう彼のお店のような場所でこそ発揮される部分も大きい。

 あそこは、普段もあんな感じです・・・。

 
 もし、来てくださった皆さんが「楽しかった」と言ってくださるなら、それは皆さんも「リラックス」して下さっていた・・・ということにほかなりません。

 「打ち上げ」が名物の、「ごった煮ライブ」で、かつ・・・おつりみたいな額かもしれないけど、少しは楽しかった「おすそわけ」ができたらいいと思ってます。

 終わったあとの反省会?・・で、でっかいユニセフみたいなとこじゃなく、小さくてもちゃんとがんばってるところに持ってってもらおう・・・という提案も出ましたから、それを念頭にいれて、次回までには結論を出したいと思っています。

 今回のチケット収入の中からは、

   まず・・・場所代を支払いまして、それ以外は、遠方(仙台やら、姫路やら、青梅やら・・・)から来てくださったグループには、せめて帰りにおいしい夕飯を食べて帰っていただきたいわレベルの金額を、名古屋近辺のかたがたには、駐車場代がバカにならんので、その足しにしてねレベルの金額を支払いました。

  PA経費は、ボトムラインの計らいで、信じられないくらい・・・かなり安くしてもらいましたが、まかなえませんので、当分の間は、「言いだしっぺ」のシバヨーが持ちます。

 「音」は大事なので、おろそかにしたくはないんですよね。

 だから、そういうわがままな私の希望・・・ということで、これは気になさらないように・・・。

  で、少ない額ではありますが、余らせた部分を寄付いたします。

 まだ、郵便局に行ってないですが、おそらく地震関連のところへ出すことになるとおもいます。

  (中には、「ちゃんとやってるのぉ?」と思う方もいらっしゃると思うので、一応・・お話しました)

 もっと大きいキャパで、将来できるようになれば、基本的な経費は生活費みたいなもんで、そうかわらない。

 だから、企画が成長していけば、役にたてていただける金額も増えるはずで・・・(とらぬ狸のなんとかか??)



 思えば・・・三天翔の「ふるアジ」のCD発売前、あんまり・・・いろんな障害が一度にやってきて、知人と電話していて、はからずもどんどん涙が出て・・・耐え切れなくなって、おいおい泣いてしまい、恐れおののいた知人に電話を切られてから何年たったかなぁ・・・・


 感慨深い、とても幸せな7月6日でありました・・・。


 アジャパーさま、K'sさま、バンボスwithアッキーさま、だるま食堂さま、はーさん・・山名敏晴withそよかぜ隊さま、ウェルカムバックさま、三天翔の仲間、パラカフェ、ボトムライン・・

 そして何より・・・来てくださった皆様・・・

    ありがとうございました