「待つ」・・ってこと
久しぶりに次女とパソコンしてて、彼女が今はまってるアニメを見せてくれた。
「夏目友人帳」というヤツだった・・。
http://www.natsume-anime.jp/・・・(フラッシュなんとかをインストールしなさい・・って出るのね。そのとおりにすると・・・短い動画も見れます・・・)
http://animescoop.aki.gs/ ここで、「ナ」行の「夏目友人帳」で、無料で見れます・・・。
「ウシオとトラ」(字がわからん)と「花田少年史」とか、「ゲゲゲの鬼太郎」とか、ミックスした感じではあるが、なかなか人情味と日本古来の「心情」的な「良さ」が出てて面白い。
夏目くんは、「れいこ」というすでに亡くなった「おばぁちゃん」がいて、二人とも・・「もののけ」が見えちゃうわけね。
「れいこ」ちゃんは、「もののけ」と勝負して、負かした「もののけ」の名前を書いた昔の帳面みたいのを持ってて、名前を記された「もののけ」は、その帳面を持ってるヤツに名前を呼ばれると、ちゃんと出てきて言うことをきかないといかんのだ。
で、・・・「もののけ」たちは、この夏目くんを「れいこ」ちゃんと間違えて、「名前をかえせ〜」とやってくる。
何話だったかわからない・・・始めのほうだと思うけど、「一つ目」のこわそうな「もののけ」が言うの。
「待ってた、ず〜〜っとれいこが名前を呼んでくれるのを。
淋しかったよ・・・。名前を呼んでくれないのなら、名前を返せ〜〜」・・・・
なかなか、はっとさせられるでしょ?
夏目くんには、猫又みたいなしっぽが2つに分かれた「もののけ」がくっついてるんだけど、「よりしろ」は「招き猫」なので、もえらく笑える。
で、これも何話かしらないけど、夏目くんは、両親がいなくて、親戚の家を転々として(中学生くらいね)いて、最近預けられた親戚のある村はずれには、小さい祠があった。
そこには、すごく小さい神様がいるんだけど・・・小さくなったのは村人が信仰しなくなったかららしい。
祠には「桃」が供えられていて、そのお供えしてくれる「おばぁさん」が最後の信者らしい。
この神様はたくさんのものを見てきて、だから、この最後の信者の「おばぁさん」の少女時代も知っているのだ。
で、「おばぁさん」が死んだ日・・、夏目くんが、「僕が信者になるから〜〜」って叫ぶのを「ありがとう」といって振り切って、「彼女といっしょに行くよ」・・・とキラキラ・・・消えてしまうのだ・・・。
この神様も、淋しかったか恋をしたか・・・
一度、少女だった「おばぁさん」の言葉に相槌をうつ。
これが、ちゃんと、彼女に聞こえていた・・・・
日本の懐かしい風景もいいなぁ・・・
「花田少年史」も、胸キュンなおはなしだったが、なんといっても主人公がぶちゃいくな小学生だった・・。
夏目くんはイケメンなおにいちゃん・・・。
大人でも、見やすいアニメじゃないかな・・・
これは、もとは少女漫画らしい(だからかもね、夏目くんがイケメン兄ちゃんなのは)・・・。
少女漫画でも、このごろは、どぎつい「惚れたはれた」ど・ピンクな作品があふれてる中・・・
たまには「情操教育」に役立ちそうなのものもあるんだな・・・と
ちょっと安心したかな・・・
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